何年か前、伏見区の某医院の駐車場の
白線引きを請け負った折、
大変お世話になったKさん。



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そのKさんから
先日頼まれた事があります。

 


「三宅さん…。
一輪車のノーパンクタイヤって
見たことない…?
あったら
買ってきて欲しいねんけど…。」





この言葉を聞いた瞬間は内心
「一輪車のノーパンクタイヤ?
見た事も聞いた事もないけどなぁ…。」
と思いつつ、
「まぁ、また調べときます。」とだけ
言ってその場を後にしました。





2.3日後、
六地蔵のコーナン・プロに
ダメもとで行ってみたところ







なっなっなんと!!


出入り口前に山積み!


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ふっ 不覚!


こんなにも、
しょっちゅう出入りしているのに…。




今まで気がついていなかった…(๑˃̵ᴗ˂̵)





早速 購入し、
タイヤ交換にKさん宅に行きました。
(締めすぎないのがコツ!)






自分の職業が分からなくなる瞬間(笑)

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京都のマッサージ師の中で
一番DIY能力の高い男!





シャフトやジョイントの
基本構造を理解できるセンスは
骨格や関節構造を理解できるセンスと
等しいはず…。





結構 無理やり理論(笑)






今回は以前のブログから
「信頼関係を数値化する技術」の
転載です。




お時間があれば読んでみて下さい。










『藤城実年会だより』
平成27年11月号より転載

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「信頼関係の定量化」




(一部編集しています。)


今回は私の訪問マッサージ師という立場で
普段工夫していることを読者の皆様に
お知らせします。
今の私は患者さんの御宅に訪問し、
患者さんが寝たきりにならないよう、
マッサージや機能訓練をする毎日です。
ただ訪問先の患者さんは持病のある
独居の高齢者、老老介護のお宅などが
あるため、実際にはそれだけにとどまり
ません。






家出した飼い犬の確保(説得?)、
網戸の張替え、トイレの鍵の修理、
エアコンの掃除、
オオスズメバチの巣の除去、
灯油の買い出し、
自助具の作成、
ムカデ駆除、
詐欺対策、
補助犬の散歩、
障がい者就職支援、
防犯装置の作成設置、
鍵が壊れて、
トイレから出られなくなった患者さんの救出
お花見外出支援等々多岐にわたります。






一時期、人から「ご職業は?」と聞かれると
「なんでも屋です👍」と答えた時が
ありましたが、あと後の説明が面倒なので
最近は素直に「マッサージ師です。」と
答える事にしています😅





大変な事も多い毎日ですが、
嬉しい事も多いです。





例えば、数年間通っていたある患者さんが
亡くなられた時の事です。





かかりつけ医の先生から
「○○さんが亡くなられた。」とのお電話を
頂き、お通夜の前でしたが直接ご自宅に
伺いました。





ベルを押し、深妙な顔で玄関を開け瞬間、
ご家族が私を指さし大声で笑われたのです。





次の瞬間このように仰いました。






「介護って大変なものだと思って
いましたが、本当に楽しかったです。」と。




よく見ると、そのご家族さんは泣きながら
笑っていたのです。





良いご縁をいただけたと私も思えた
瞬間でした。





勿論、どのような患者さん、ご家族とも
このような関係になれるとは限りません。




色んな状況、患者さんの性格等から
また、各ご家庭に訪問するスケジュールも
あるため、時間の制限があります。





そんな中でもある程度にせよ、信頼関係を
構築し続けるよう意識していなければ
ならないと思っています。





また、施術効果(或いは満足度)とは
信頼関係×手技力と私は考えており、
信頼関係は手技力と同じ位に大変重要な
ものですが、手技とは違い目には見えない
ものなで、一般的に考えれば自分なりに
誠意を尽くす以外にありません。







またこちらが誠実に対応したつもりでも
キチンと相手に伝わっているかどうかは
分かりません。






特に相手が高齢者の場合、耳が遠くて
話の一部が聞こえていない、
こちらが何気無く使った言葉が専門用語で
理解していただけていなかったということも
あります。






そんな中で編み出した苦肉の策?が
「信頼関係を数値化する」という方法です。






どのような方法かと言えば 
「一分間以内に患者さんから
(そうなんですよ!)という言葉を
2回以上言っていただく、
それを指標にする」 
というものです。







私たち施術者と患者さんが会話をしている際
「そうなんですよ!」という言葉が
相手から出る時は概ね以下の
4パターンだと思います。







①体の状態を施術者が理解してくれていると
思った時。

②自分が話したことを施術者が理解して
くれたと感じたとき。

③心の内を理解してくれていると感じたとき。
(口に出して言えない事を
理解してくれていると感じた時 等)

④上記三つの複合型。






このような意味で患者さんが
「そうなんですよ!」と言ってもらえるよう
に話の方向性を誘導し、また漫然と会話を
するのを避けるため一分間という時間制限を
自分に課しています。






別な言い方をすれば一分間という
時間制限の中で相手から
「納得できるまで話を聞いてもらった!」と
いう満足感を与えられたか否かを
自己判断するための手段とも言えます。






そのための方法は正攻法から
姑息なものまで50以上ありますが
読み手の皆さんは私と違い、
真面目な方ばかりだと思うので(笑)
正攻法の概略のみお伝えする
ことにします。





具体的には
①セルフタッチをしない
(手を自分の体に当てない等)
セルフタッチをすると、
無意識のうちに相手は
こちらを「自信の無さ」「不安」と
感じてしまいます。





②相手の話を映像化しイメージしながら聞く




③うなずくタイミングは、
息継ぎのタイミングで行う





相手の会話を要約する、
或いは
「それは○○ということでしょうか?」
などと言い換えながら質問する。
その際、相手の会話のキーワードを
必ず使用する。
そして会話のスピードは相手の会話の
スピードに合わせる。





⑤相手の意見とこちらの意見をつなぐ際、
文法的にまちがっていても接続詞は
必ず肯定語にする。





⑥肘を心臓より高く上げない。
米国のトランプ大統領のジェスチャーは
無意識の動きでしょうが、肘が心臓より
高くなる事が多いです。
対面している相手は無意識に威圧感を感じて
しまいます。





⑦手のひらを見せるタイミングをつくる。
手のひらを見せられると、相手は
無意識に警戒感のハードルが下がります。
逆に手のひらを見せず、「グー✊」の
まんまで話をしている人がいたら
なんか嫌でしょう?
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理想形はこんな感じ(笑)






大まかな説明ですが、だいたいこういった
流れです。





普段から意識して
「要約力」
「言い換え力」
高めるように 注意して、
相手が
「何を言わなかったのか」
考えて
その背景に思いをめぐらせてから、
「ええ方に考えて発言する」




そして「他には何かありませんか?」
聞き添え、話を広げるというのは
ちょっとした頭の体操にもなると
思いますし、読者の皆さんが施術者で
なくても他人と会話をする際に参考に
していただければ幸いです。





そして結果的に少しでも他者との
コミュニケーションが上手くいき、
ストレスが減少すれば、ストレスからくる
肩こり、腰痛などが減少するかもしれません。





ご精読ありがとうございます。
感謝しております。



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