「温度差の効能」
先日ゆで卵のカラをむこうとしたら
結構時間がかかり、
苦労してできたのはガタガタのボコボコの
ゆで卵でした。
それを機にムキになってゆで卵を
きれいにむくやり方を調べてみました。
調理師の方が書いていた
ネット記事を要約すると、
新しい卵よりも古い卵の方が
ゆで卵にした時に殻がムキやすい、
たっぷりの湯に塩を入れて冷蔵庫から
取り出した卵の丸い方に画びょう📍で
穴を開けたあとに熱湯の中に、
冷蔵庫で冷やした卵を穴あきお玉で
入れるのがポイントなのだとか。
冷たい卵を熱湯に入れることで
温度差が生じて卵の殻が
むきやすくなるのだとか。
でもね…。
生来横着モンの私はもっと
簡単にできないものかと思ったんです。
だって
新しい卵しかない時もあるでしょうし…
画びょうをイチイチ卵に刺して
穴を開けるのも面倒やなぁって
思ったんです。
それならばと私の頭の中で施術と同じく、
いつもの
仮説・実験・検証グセが発動しました(笑)
もっと手間が少ない
横着な方法を考えてみたんです。
鍋にたっぷりの水を入れ、
熱湯になるまでの時間だけ、
新しい卵を冷凍庫に入れて冷やし、
お湯が沸いたら卵を冷凍庫から取り出し
15分湯掻いてみたら
どうなるかなって思ったんです。
実際に僅かな時間ですが、
冷蔵庫から冷凍庫に移し
冷やした新しい卵を熱湯に入れて
15分経ったら蛇口を捻って
鍋の中にある茹でた卵を急冷してみました。
恐る恐る卵をカラをむいてみると、
ウッホホォ〜イって思わず
言ってしまいそうになるくらい
簡単に卵のカラがむけたんです!
機会がある折、是非一度お試しください!
改めて「温度差」って面白いですよね?
例えば「おでん」。
おでんって作ったその日より
翌日の方が
美味しいってよくいうじゃないですか。
あれってね、
ソレー効果っていう働きなんです。
ソレー効果っていうのは
高温でグツグツ煮えている時よりも、
温度が冷えていく中で混ざり合い、
それぞれが
融合していくという作用なんです。
おでんで説明すると火が通ったら
弱火にしてゆっくり温度を落としていく中で
味が染み込んでいくっていうことです。
「暑い暑いとなく蝉よりも
なかぬ蛍が身を焦がす」って
都々逸がありますが、ソレー効果って
なんだか恋愛にも似ていますよね(笑)
話題を料理に戻しますね。
何でも物価が上がって久しいですが、
ガス代もそうですよね。
そこでガス代を安く済まして、
尚且つ美味しく野菜調理ができる方法を
ご紹介します。
やり方は簡単です!
煮物をする時に切ったお野菜や
お肉や調味料を一気に入れて沸騰したら、
5分くらい沸騰状態を維持してから
ガスの火を切り、
お鍋をガス台から下ろして鍋敷に置きます。
その一度沸騰したお鍋を
厚手のバスタオルで隙間のないように
全体を包むんです。
あとは20分以上
放ったらかしにするだけです。
これだと長時間沸騰状態が続かないので
アクが出にくいんです。
お野菜なら85度以上、肉類なら75度以上で
20分もすれば十分火が通っていますので
ガス代(電気代)の節約にもなります。
おでんと同じくゆっくり温度が下がるため
味が染み込んで美味しく調理ができますよ!
このまま文章を終えると料理アドバイザー
みたいになってしまうので(笑)
少しだけですが体に
関連することを書きますね。
i整体の講座に通っていた頃、
教えて頂いたやり方です。
筋疲労による肩こりや首コリ、
腰痛などでお困りの時にお試しして
欲しい方法です。
それは蒸しタオルです。
この蒸しタオルの特徴は、
すぐに冷えるということです。
これは「温度差という刺激」を
体に与えられるということです。
蒸しタオルは、濡らして絞ったタオルを
電子レンジでチンしてください。
(熱くしすぎると火傷をします。
また畳んだタオルの中は想像以上に
熱い場合があります。
くれぐれもご注意下さい。)
肩や首、後頭部、
腰などに蒸しタオルを置いて、
冷めたらまた温かい蒸しタオルを置いて‥‥
こうやって複数回繰り返すことで
急な温度差という刺激が体に加わり、
慢性的な筋疲労が原因の場合は
効果を実感していただけると思います。
*三宅治療院は月・水・金曜日が
比較的空いております。
無料体験が可能です。
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