「家が高くて買えない」という切実な声が数多くあがっています

東京23区の新築マンションの平均価格は1億円(2023年)を突破。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がりました。子育て世帯の中には共働きでも予算に収まる家が見つからないという人も。なぜ、住宅がこれほどまでに高騰しているのか。今後、価格はどうなるのか。賢い購入戦略は?

 

ファミリーが直面する厳しい現実

都内の社宅がまもなく満期を迎えることから家の購入を考えていた吉田さん夫婦(仮名)です。東京で1年以上探してきましたが手が届く物件が見つかりませんでした。

引っ越したのは妻の実家に近い千葉県習志野市の賃貸マンションです。夫婦共働きで小学1年生と3才の子どもを育てている吉田さん。7000万円の予算で探していたのは70平米ほどで都内の職場まで45分以内で通える家。しかし条件の合うところは軒並み予算オーバーでした。

妻:ファミリー物件となると1億を超えていた。結局、様子見で賃貸にしました。

夫:2人でフルフルで頑張って全部つぎ込まないと条件に合うものが見つからない。

子どもの保育園への送り迎えは夫婦で分担してやりくりしている吉田さん。仕事柄、在宅勤務ができず仕事を終えると職場から走って電車に乗っています。それでも、お迎えはいつも退園時間ギリギリ。今も購入できる家を探し続けています。

妻:もう1年くらい、いろんなマンションの間取りを見て電卓をたたいて、ちょっと疲れていますけど。まだ一応買うつもりではいるので続けたいと思います。

 

住宅高騰の背景は…何故、首都圏の住宅は高騰しているのか。

首都圏を中心にマンションを供給する大手不動産会社が取材に応じました。この不動産会社がことし2月に販売を開始した世田谷区の新築マンションです。◎最寄駅からは徒歩8分。53平米の部屋の価格は約8800万円68平米の部屋は約1億2000万円にのぼります。マンションの販売価格に占めるデベロッパーの利益は、一般的に5%~10%と言われています。しかし今、資材の値上がりなどの影響で、建設費は3年前と比べて2割以上増加。土地代なども含めたコストが上昇しているため利益をこれまでと同じに据え置いたとしても、高価格帯の物件になってしまいます。

三菱地所レジデンス 浦手健司執行役員  
ここ1~2年ぐらいは本当に工事費が今まで考えられなかったぐらいの工事費になっています。 本当は安くていいものを供給したいところなのですが周辺の物件よりも高いけれど、それでもその物件にしようと思ってくれるようなお客様がターゲットになっているかと思います。

 

~首都圏ナビより抜粋↓詳細はここで

「家が買えない」なぜ高騰?いつまで続く?マンション・戸建て 首都圏の最新住宅事情 | NHK

 

立川富士見町団地509号室を売ります

価格790万円

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