立川の富士見町団地の一室をレコード喫茶室風に改造してレコードを聴く贅沢。朝起きて珈琲をいれて今日の天気と季節を確認してレコードを探す。今朝はこの一枚♪

このアルバムには1970年代前半を生きた若者たちの青春の想いが歌詞となり詰まっています。幕の内弁当を開いて何処から食べようかな~と思い悩むようなアルバムだ。当時の音楽界は歌謡曲と演歌の巨大市場が独占する状態でした。拓郎さんたちフォークシンガーたちは持ち時間3分位で俺の歌を理解するには短すぎると出演を拒んでいた時期がありました。一番の原因は芸能界の上下関係です。生意気な彼らは楽屋にペコペコ挨拶に行くなんて考えられないわけだ。だから出演しない。だから昔の映像がほとんど残っていません。多くは制約がなく自由だった神奈川県民テレビに出演して憂さ晴らしをしてた。それでも彼らは何処かで妥協した。フジTV「夜のヒットスタジオ」でこのアルバムに収められた♪旅の宿~を歌ったのを見た記憶があります。たぶん夏でした。


LP盤データ
元気です/吉田拓郎
当時の定価=¥2000
SideA
(1)春だったね (2)せんこう花火 (3)加川良の手紙 (4)親切 (5)夏休み (6)馬 (7)たどり着いたらいつも雨降り
SideB
(1)高円寺 (2)こっちを向いてくれ (3)まにあうかもしれない (4)リンゴ (5)また会おう (6)旅の宿 (7)祭りのあと (8)ガラスの言葉

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