これは画家の桑久保徹さん記事(2021.9.1)からの抜粋です

 

 

桑久保はどんなアトリエでこの大作シリーズを生み出してきたのか。彼のエネルギーやそれを生み出す環境が知りたくなった。画家の中にはアトリエをけっして見せないという人もいるが、桑久保はこちらの頼みに対して快諾してくれた。訪れてみるとそこは彼らしい、そしてユニークなアトリエだった。

 

東京近郊の私鉄沿線主要駅徒歩1分にある雑居ビルの3階。通りに面して大きな窓があり採光には申し分無し。しかもこの窓はほぼ北向き。安定した光を採り入れるためにアトリエの窓は北半球では北側に設けるというのは常識である。建物は築45年くらいだろうとのこと。「ここはもともとは美容室が入っていたようです。借りたときはスケルトンでの貸し出しだったので自分で床を貼って壁を貼って。画家の友人にも手伝ってもらいました。ドアもなかったのですがドアと一部の壁は不動産屋さんが用意してくれました」内装は簡素だけれど、アトリエとしては申し分なく作られている。

 

と記事は続く・・・。この写真のアトリエと富士見町団地509号室は似ています。北側に10畳モルタル床があり天井まで高さ250㎝あります。150号キャンバスも軽々と置ける。床や壁が油絵具で汚れてもまったく気にすることはないのだ。

寝室は天井と同じ高さの収納家具に囲まれた大きな木箱の中にあるため扉で仕切れば独立した部屋になるのだから便利だ。もしかすると資金に余裕がある方はアトリエとして購入してもいいかもしれない。団地には駐車場もあり銀座に出店して話題となった安売りスーパーOKストアーまで徒歩10分足らずで買い物も便利だ。立川駅北側には都心に匹敵するショッピングモールがある。

 

また団地から徒歩15~20分歩けば国立昭和記念公園が雄大に広がる。画家にとり

季節に彩を変える木々や花々をデッサンする事は創作のために必要となるだろう。

アトリエ、作品置き場、住まい、どの選択肢もありです。

 

◎画家の桑久保さんお詳細はこちかのURLで記事を読んで下さい↓

桑久保徹のアトリエ。人物を写す、人生を描くということ——鈴木芳雄の「アトリエ探訪」①|ヒルズライフ HILLS LIFE