玄関の鍵を


一晩中


ドアに差しっぱなし…


泥棒さんに


どうぞ?と言っているようなもので


可能性①そのままドアから侵入の危険

可能性②鍵を引き抜かれ、持ち去られる危険

可能性③そっと引き抜き、鍵をコピーし

翌朝までにそっと返す、なんていう危険



いろんな可能性ありますよね。


そんなことされたら


大変、大変。


そして

鍵の差しっぱなしはあまりにも不用心すぎます。





でもね。


千の森と風は


やりましたよ


やらかしましたよ、またもや…




🗝️🗝️🗝️




子が小学校低学年の頃。


二者面談がございました。

(先生と保護者でお話)


最初の学年では子と共に学校に赴き


二者面談中、子を廊下で待たせておりました。


が、周りで、同じことしている保護者は皆無。


私だけか!と驚き


一体どうしているのかと周りに確認しましたら


①公園で遊ばせて待たせている

②家で待たせている


とのことで。


そうか、と思い


次の年は家で待たせることにいたしました。


学校へ行き帰りするだけでトータル20~30分ですから

(その内、面談時間は10分)


家でアニメの1作品くらい観ていたらあっという間でしょう。


というわけで


「いい子で待っているのよ」と子に言い聞かせ


千の森と風は学校に行きました。


ついでに帰りにご褒美の菓子なんかを買いましたよ。


ところが!


帰宅して


玄関の鍵を開けた瞬間


「うわーーーーん!お腹が痛い痛い痛い!!!

ママーーーーー!!!」


トイレから泣き声が聞こえるじゃありませんか!



靴を投げ飛ばしてトイレに走りました。


どうやら


お腹を冷やして

腹痛を起こしたらしいのですね。


こ、こんな短時間で

こんなことになるとは!


心臓が飛び出ました…



小学生低学年ですと


もう、大騒ぎです。





ほぼ初めてのお留守番、ということで

緊張をしていたのかもしれません。


緊張でお腹がギュッとなること

ありますしね。(私もありますよ…)





よりによってその日は


夫は実家(関西)に帰省して数日不在でした。



そんなこんなで

バタバタと夜が更けて


朝が来ました。






子の体調は落ち着き


ちょいと出掛けなければならない用事があり


鍵を探しました。


が。


鍵がない!


鍵がない!



どこにもない!


鞄にも服のポケットにも


どこにもない!






頭の中が真っ白になりましたよ。


でも


確かに

昨日の私は鍵を開けて家に入ってきた訳だから

ないわけはないのです!








深呼吸して………







玄関のドアを開けましたら


外側に


鍵がついていたんです。


鍵が鍵穴に刺さった状態で。






何も恐ろしいことは起きませんでしたが


一晩中


《泥棒さん、どうぞ~》状態





今思い出しても冷や汗が出ます。


幸い


マンションの


中くらいのフロアの奥のドアだったので


目に付かなかったのかもしれませんねぇ。


隣人にも気づかれなかったようでした。





これは


今でも夫にナイショの話です。




皆様もご注意くださいませ…


絶望