公文式教室は、褒めて伸ばすが基本です。

先日の面談で
先生に褒められた日はご機嫌で帰ってくる」
と、多数の保護者様から伺いました。

くもんの先生になる前は、
自分の子どもの勉強をみていて、できて当たり前と思ってるから
「なんでこんな簡単なのができないの?」
とか、
「私が子どもの頃はもっとできたのになー」
とか、叱ってばかりでした。
できなかった問題を、一生懸命解いた後も
「やればできるんだったら、最初からやりなさい」
と、言ったりしてました。


くもんの先生になるために研修で公文式学習について学び、
褒めて伸ばす
を知ったときは、まさに目から鱗でした👀

教室によって、指導スタイルもいろいろあるかと思いますが、

今の汲沢中央教室は、
当日の教室学習の採点はできるだけ私がやり、
(たまってしまったら、スタッフの先生の迅速強力サポート✨)
スタッフの先生方は主に宿題の採点と、英語担当のスタッフの先生は私の隣の席で音読を担当しています。

宿題の採点をすぐにするので、
宿題で異変があれば、すぐにスタッフの先生から私に情報が入り、
教室学習の習熟度とその場でリンクさせることができます。
英語の音読は私の席にも聞こえますので、私は耳で宿題の習熟度をはかることができます。


当日の教室学習で、
どれくらい時間がかかっているのか、
どこでつまづいているのか、
どうやって解決するのか、
声がけのタイミング、
逆に質問をスルーするタイミング、

などをリアルタイムで掴むことができます。

生徒さんが学習が始めたところから、私の体のタイマー⏲️がスイッチオン。
これぐらいで、私の採点箱に入るだろうと推測(そうしないと、全員分を採点できないので)
推測よりも生徒さんの方が早くできたら、
「速い😱」とついつい私の呟き
それに対して生徒さんのどや顔😏
そんなことも多々あります。
(大人数の教室ですが、マンツーマンのやりとりみたいでしょう?)

また、できなくて苦しい時は、
「悩んでいることを先生がわかってくれている」
と、生徒さんが感じることで、
生徒さんが自分でできるまで私が待っている時間も
「ほったらかしにされてる」
「先生は教えてくれない」
ではなく、
「先生が見守ってくれている」
と、感じられるのではないか、と、思うからです。

でも、
7/1…実は失敗をしてしまいました。
教室学習で、国語で悩んでいる生徒さんがいました。
問題をよく読んでいない、
穴埋め問題の答えを書いて、文頭から文末まで読んでいない、
本文の写し間違え、
という、簡単なミスでいくつも▲がついてしまいました。

採点して、返すときに声をかけます。
「問題読んで」
「答え書いたら文頭から文末までつながってるか読まなくちゃ」

でも、直らない。

いつも、こんなではないのですが…
1.5学年を越えた辺りから、「自分は難しいのをやってるんだ」と思うようになってしまって、構えてしまっていて。
「わからない~😭」となってしまうと、同じところをぐるぐるぐるぐる🌀巡って、苦しんでしまうのです。

生徒さんは焦る。
私の声がけも「先生の言ったことやったの?」と、なってしまう(この言葉は反省です🙇)

そこで、
私が生徒さんの席の横に立ちます。
「本文、声を出して読んで」
生徒さんが声を出して読みます。
「うん。」「なるほど。」
本文の内容を落としこむように私が相づちを打ちます。
「問題読んで」
生徒さんが問題を読みます。
「で、何を答えなさいって書いてあったの?」
そこで、解答に辿り着きました。

帰りに

「問題をちゃんと読む、
答えの文頭から文末までつながってるか読む、
本文に線を引いて答えを間違いなく写す、
をやって、宿題やって来てね!」

と、声をかけたのですが…
 

生徒さんが帰って2時間後、ふと、思い出したのです。
「苦しかったけど、最後まで頑張って、えらかったよー✨」
と、褒めるのを忘れたー😱
あんなに、頑張っていたのに。自分で解こうと努力していたのに。どうして、私は帰り際に褒めなかったんだろう

そして、昨日も今日も後悔…

疲れて落ち込んで帰ったのではないかしら…
国語が嫌だなって思いながら宿題をやっているのではないかしら…

気になってしょうがないのです。

早く明日にならないかな。
教室に「こんにちはー✨😃❗」
と、入ってくるあの子に早く会いたいな。
明日はいっぱい褒めよう❗
あの子だけでなくみんなも褒めよう❗

褒めて伸ばす✨
褒めて伸ばす✨

基本にかえり、また明日も生徒さんと一緒にがんばります🙇






くもんのロゴのお顔には名前がついています。「THINKING FACE」
世界共通、頑張って考えてるときのお顔です。