初夏が近づき若葉が茂る
夜勤明けの道草場

見上げると
筒状になった葉






この葉筒は
切り落とされてる事が
多いのですが
この様に枝に残っている
葉筒もあり

作ったのは・・・


江戸時代に恋文を丸め
道ばたに落として届けた
『落とし文』に
ちなんだ名前を付けられた虫




ヒメクロオトシブミ


鞘翅目 オトシブミ科





ツヤのある黒色に
赤茶色の脚がよく目立つ
林縁でよく見られる
ヒメクロオトシブミですが






とても小さく5㎜程

この小さなオトシブミが
何倍もの大きな葉を
咬みきりながら丸めてつくる
葉筒の『揺籃』

幼虫の為のゆりかごです


毎年夜勤明けの道草場で
オトシブミが揺籃を作る所を
見たいと思っているのですが

まだ見ることが・・・魂


定年までに見れるかな・・・