『見返り柳』と言う
言葉があります
吉原遊郭の朝帰りの客が
馴染みの女郎との名残から
大門外側の堀近くの柳の下から
遊郭を振り返った所と
言われています
微風にでも揺れるヤナギの枝と
吉原を去る客の未練がましい心情を例えた言葉なのでしょう
そんなヤナギにも
食草とするハムシがいます
ハムシとして大きく8㎜程
オレンジ係った褐色に長い黒点
テントウムシに擬態たハムシの
一匹だそうですが・・・
テントウムシとしては
躰が長すぎる様な気がすろのですが・・・
細いヤナギの枝を
器用に登ったり降ったり・・・
ジ~~としているところを
あまり見ないような
隠れるところがないので
動き回っているのでしょうか

時には強風に煽られても
飛ばされることなく
しっかりとつかまっています
オヤジにとって
ヤナギがかなり曲者です
動き回るヤナギハムシに
揺れまくるヤナギの枝
カメラのピントが合わず
ボツ画像が増えるばかり

いつも撮影が上手くいかず
帰るときは・・・
揺れが止まらないヤナギを
恨めしく見上げています
オヤジにとっての
『見返り柳』の相手は
ヤナギハムシなのです