3月の寒の戻りから
一気に暖かくなり

いよいよ
虫との出会いの季節

早朝の夜勤明けで
目に付いたのは




朝露にまみれ
水玉を飾ったスギナや野草達の陰に虫の姿




越冬から目を覚ました
イタドリハムシルンルン

少し肌寒い朝だったので
この子だけ?

いやいや回りを見わたすと

スイパの葉先から
顔を覗かしたり




オヤジに驚き
転げ落ちて逃げるもの




あっ・・・

でも・・・この子・・・

茎の根元に邪魔をされ
逃げそびれてます




逃げそびれたハムシを
手のひらに

身の危険を感じたのか
あわてて足掻いて身を起こし
逃げ回るイタドリハムシ

小さな躰ですが
ハムシとしては大きな方

光沢のある
黒のボディーですが
よく見ると点刻が並び
胸に大きな凹み




 背中の色模様は
黄色や朱色があるようですが
道草場では
黄色のイタドリハムシが
主流のようです

テントウムシに
擬態しているらしいのですが
ノコギリ状の触角は
凛々しすぎて
テントウムシには見えません



別のスイパでは
既にカップル誕生です




近寄りすぎるとまた
転げ落ちるので
少し離れてズームでの
撮影をしていると

何やら・・・
不穏な影が・・・




やって来たのは
別のオスのイタドリハムシ

なかなかメスに
出合えなかったのか

横やりを入れるはじめました




 

パートナーを取られまいと
堅い守りを見せる
カップルのオス

横やりのオスも
必死に攻めますが・・・




おっ!?
あきらめた様です

守りの堅さで
カップルのオスに軍配が上がりました

横やりオスは
長居は無用なのか
飛んで退散です




子孫を残すために
こんなオス達のバトルが
あちらこちらで繰り広げられているのでしょうね


逃げたオスも
何処かでメスと出合えたら
良いのですが・・・