今年わが家では
クロマダラソテツシジミの
当たり年
9月中旬に
出先で一度見かけて
有頂天になっていたら
秋以降に
1頭…2頭と…
庭回りに飛来があり
びっくり……
クロマダラソテツシジミは
南方系のチョウ
10年前から関西でも
普通に見ることができるまでに
繁殖したようですが
私の探し方が未熟者なのか

去年は
近所で1頭だけ姿を
見ただけ…

ヒメツルソバに舞う姿に
気が付いたのは
10月中旬ごろ
その日を皮切りに
朝晩はかなり冷え込み
変に暖かい日中の
12月中旬まで
何頭ほど訪れたのか…

撮り溜めた写真を
後翅の黒点模様をメインに
比べて調べてみたら
多い日は
3頭ほど姿を見せ
2ヵ月間で8頭前後ほど
もっと来てたかもしれません
閉翅時の姿は
グレーに薄い黒斑模様と
幾つかの黒点模様
艶やかと無縁の裏翅
でも
小さな尾状突起と
ささやかなオレンジ色が
とても愛らしく
止まっている姿は
目に付きやすいです
開翅時の表翅は
翅縁が少し黒く
一面が青色なのが雄で
陽の当たり方で
美しいスカイブルーに
雌の表翅は
翅縁が雄より黒い部分が多く
青色が少し翅中心部に
この子は
ヤマトシジミと舞っていると
見分けられないほどの
小さな雌
栄養不足だったのかな

他のクロマダラソテツシジミは
大きさは
ウラナミシジミと
同じくらいで…
小さな尾状突起や
表翅の模様も
ウラナミシジミとそっくり
舞っていると
間違えそうになります
(11月12日撮影)
ウラナミシジミには
近づくと直ぐに
逃げられてしまうのですが
クロマダラソテツシジミは
警戒心が薄いのか
それとも
私が危険生物と認識されていないのか…

指で摘まめるほどに
そばに寄れたので
撮影し放題



最後に会った
クロマダラソテツシジミは
12月5日から
12月12日まで
ほぼ毎日
同じ黒点模様のチョウが
やって来て舞っていました
冬越しをしないチョウなので
羽化してから
約20日間前後の寿命のはず
まだもう少し
姿を見せてくれそうですが
寒波襲来との天気予報…

気温が上がらない日々
+昼勤ウィークの為
この日で
見納めになりそうです