散っていく桜の下を
ゆらり、ひらり、と舞う黒い蝶


大型のチョウの舞う姿は、
ダイナミックかつ優雅です


運動不足解消の散歩中に
発見!!
スマホラブラブスマホラブラブ


でも、なかなか撮影が許してもらえず…


桜にやっと、とまっても…

身長の低いわたしでは、
全身伸ばしスマホをかざしても
ピンボケ気味の写真が関の山…
(T^T)📱






後は、ただただ右往左往し…

ジ~っと、眺めているばかり⤵️


そんな、わたしの行動に

“この人間は、無害やな!“
と、思われたのか?


ス~ッ、フワッと、アジサイの葉にとまってくれました。音譜






ジャコウアゲハ
チョウ目
アゲハチョウ科
アゲハチョウ亜科


体の両脇の、
赤色の模様が覗いてます

間違いなく
私の住む姫路の
市蝶のジャコウアゲハですグッド!グッド!グッド!


何故?
ジャコウアゲハが市蝶に?
その訳ですが…


徳川家康公より
播磨国を賜った戦国武将
池田輝政の家紋が、揚羽の紋

輝政時代に築城した
姫路城の瓦に揚羽蝶紋が多く使われている為





その姫路城の伝説の一つ
播州皿屋敷

ジャコウアゲハの蛹が、
皿を割ったお菊さんの縛られた姿が似ていたのと、

チョウの翅に
口紅の様な模様があることから

ジャコウアゲハは、お菊さんの化身と言われるようになった事



ウマノスズクサが、
ジャコウアゲハの幼虫の食草のため、
農作物に無害のチョウであることから



ジャコウアゲハは、姫路の市蝶に選ばれた訳です。






一時期、環境破壊によって
数が減ったジャコウアゲハ

今では、
飼育、放蝶に
ウマノスズクサの植樹などの
保護政策があり

ジャコウアゲハの姿が少しずつ増えているみたいです



こんな、ご時世ですが…
まだまだ、会えることが出来るはず


その時は、是非とも裏翅の撮影を粘ってみたいです