【HKT】01.戦争のように燃え続ける街。(宮脇咲良:歴史編) | 万願寺唐辛子のブログ

万願寺唐辛子のブログ

48グループを卒業するメンバーのブログまとめを中心に書いています(大島麻衣→松井玲奈→須田亜香里・高橋朱里・堀未央奈・矢作萌夏・冨吉明日香・本郷柚巴・SKE48推し)

⚫︎2019年5月31日に当ブログの更新を停止します。


ということで、卒業はまだですが蔵出し。


48グループにはブログがきっかけでブレイクした木下百花、指原莉乃、新土居沙也加などがいます。


宮脇咲良もそんなメンバーの1人で、2012年3月11日に書かれた東日本大震災についてのブログが話題になり知名度を上げました。


《宮脇咲良:歴史編》


2012年3月11日(Google+)


{28674076-002E-4ED0-9FE1-FBFBC2C0DBF3}


こんばんは!


宮脇咲良です*


今日は、3.11の日。


一年前の今日、東日本大震災が起きました。


私は一年前 中学二年生でした。


あの日、私は鹿児島の海岸を27キロ歩く学校の行事に参加していました。


海岸に流れる「地震が起きました。海岸から離れて下さい」というアナウンス。


でも、私はその時「大丈夫だろう」と思って海岸から離れませんでした。


その後も海は荒れることなく津波も来ませんでした。


家に帰る時には地震のことなんて忘れていて、何気なく家のテレビをつけると。


テレビに映る映像は目を疑うものばかり。


戦争のように燃え続ける街。


「逃げろ!」という声と、簡単に流れていく車。


「お母さん!」って叫びながら泣き続ける女の子。


両親が亡くなったことがまだ理解できずにカメラに向かって笑い続ける小さな男の子。


全て日本で起きていることだと思えませんでした。


「テレビの画面をひとつ越えたらそんな光景が流れている」


信じられなかった。


その日は寝れませんでした。


というより寝ることを忘れていました。


ずっとテレビに釘付けだったんです。


テレビを見ながら「生きていて。生きていて」と思い続けていました。


気づいたら朝。


涙でテーブルが濡れていました。


見たこともない人なのになぜだろう。


どうか生きていてほしい。


そう思った一日でした。


そして今日、2012年3.11。


一年の間に、私はHKT48に入って周りの環境も変わりました。


今日は、東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト~をAKB48グループ全体で行いました。


私もHKT48の一員として参加しました。


公演が始まる前、急に不安になりました。


こんな日に舞台に立っていいのかな。


そう思ったんです。


そんな思いのまま公演がはじまりました。


そして、地震があった14:46。


黙祷。


たった一分の黙祷でしたが、一年前のことが一気に思い出されました。


今日は''誰かのため''に精一杯しよう。


そう思っていつもと違う楽曲を精一杯しました。


そして、最後。


AKB48グループ全体で歌う「桜の花びらたち」


自分で歌いながら本当に良い曲だなぁと思いました。


そして、ファンの皆さんを見てみると泣いてる。


泣いているんです。


私達の歌を聞いて。


その時思いました。


ここに立っていていいんだ。


私達の歌で感動を与えられるなら、たくさんの人にみていてほしい。


震災を体験していない私がこんなことを語っていていいのかわかりません。


長文を読んで下さってありがとうございました。


一日も早い復興をお祈りします。


~誰かのために人は生きてる~


{41FEBD68-AE5B-436C-B96E-60D19ACF96B4}


宮脇咲良