どのくらい時間が過ぎただろう…
タカが目を覚ました
怪我はたいしたことなかった
脚と顔を少し…
目覚めて早々にタカはキレた
車はどうなったか!
近くの車屋にレッカーを頼んでから病院に来たことを伝えると廃車だと本人も分かっていたのだろう…
車の中の荷物を整理してこい
と言い放った
ハルカは自宅にタカを連れて帰り、そのまま車屋へ向かった
幸いな事に意識が無かったので警察の飲酒の検査を受けずにすんだ
あれは任意だから意識の無い人間に勝手に検査は出来ないのだから…
車屋で話をして廃車にすると伝える
中の荷物を取り出す
散乱した車の中には見たこと無い荷物もいくつかあった
昔の友人や手首に字を書いた女の物なんだろう…
タカが遊んで帰ら無くなって一ヶ月が過ぎようとしていた
とにかく
その日はバタバタして一日が終わった
次の日には代車の手配も出来ていた
保険屋の対応も早い
ハルカの頭の中は前日のらくがきや写メの事がグルグル巡っていて心が苦しかった
聞きたいが、怖くて聞けない
事故の事だけ聞いてみた
前の晩から明け方までキャバクラで飲んでいて朝からスロットを打ちに行くから一人で行きつけのパチンコ屋に行く途中で事故に遭った
その時は寝ていた
友人が運転しない方がいいと止めたのに運転して事故ったということだった
呆れた
最悪だ
なんて理由なんだろう…
タカの頭の中は廃車にしたので車両保険でお金がいくらはいるかしか頭に無かった
お金が欲しくてたまらないのが見てて伝わってきた
この時は事故の代償なんて頭に無かった