官星多めの命式は不幸?
官星には偏官・正官の二種類があります。
この通変星は自分を剋する位置から生まれます。
なので、官星の働きは自分を抑圧する力を・自制心です。
官星には、我慢強さ・歯を食いしばって耐える力・忍耐力・一人で奮闘する力・攻撃性・闘志などの意味があります。
偏官は陽の通変星で正官は、陰の通変星なので、陰陽で働きが変わってきます。
偏官は・・・陽の星なので、表立った抑制・目に見えてわかる抑圧
具体的に言ったら、力づよく押さえつけらる・暴力などの肉体的抑圧
正官は陰の通変星なので、規則を守る・品良くある事を目指すなど自分自身へのプレッシャーという働きになります。
カッコ悪い所を見せないようにしよう・きちんとした人に見られたいプライドですね。
正官・・・偏官の様な分かりやすい激しさがなく精神的抑圧
ただ、内側の闘争心を秘めているので負けず嫌いな人になります。
どちらも自分に圧力をかける星なので、現実の出来事で言うと大変な事が多いとか、我慢しなければいけない環境で過ごす・やりたくなくても歯を食いしばって耐えるという経験をする事になります。
なので、命式に偏官や正官が多い人と言うのは苦労が多い・我慢が多い人生になりやすい傾向があります。
特に、陽の偏官の方がよりハードになります。
肉体的抑圧なので、偏官が命式内に複数あったり、偏官の働きが強い命式の人だと、いじめにあったり理不尽な扱いを受けたり人よりも、何倍もやることが多いなど肉体的に負担を感じることが多くなります。
正官が複数ある場合でもいじめられる場合がありますが、いじめの種類が違います。
こちらは、精神的な苦痛を感じるもの・仲間はずれなど、直接的な暴力とはまた違ったいじめですね。
官星が多い人は、苦労をしたり過酷な環境い身を置くことになりやすいですが、逆に言えば、官星を持っているから乗り越えられるということもあります。
耐える力を持っている人、我慢強く耐え抜いた先に何か得るものがあったり、人間的に大きく成長して結果を残せる力を持っていると言う事です。
逆に、官星がない人は我慢が出来なくて途中で投げ出したり持続性に欠ける・自分勝手になる傾向があります。
官星がある人・官星が強い人は自分の強さを自覚したら実力を発揮出来ます。
才能が開花かします。
辛い出来事は自分の底力を呼び起こす為に起きていると言えます。