ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われて倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高く、命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間で0.5㎜以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。 記憶障害という重い障害を抱えながらも明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。命の危機に瀕するミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来は―