▲▼ 通称〈モネの池〉

 

先日、梅雨入り前の晴れ間を狙って

春の爽快ツーリングに行ってきました。

 

少々暑くなっていましたが、

山間部を走るには快適な気候です。

出発前日まで行く先を迷いましたが、

行ったことのない場所を基準に

〈モネの池〉→〈郡上八幡城〉→〈岩屋ダム〉

というコースに決定!!

〈郡上八幡城〉と〈岩屋ダム〉は何度も通過はしましたが

お城とダムの下にある〈岩屋岩陰遺跡巨石群〉には

行ったことがなかったのでちょっと楽しみでした。

 

▲ 池の駐車場横の板取川

朝の8時過ぎに名古屋を出発し

多治見→美濃加茂→美濃を通過し11時過ぎに

〈モネの池〉に到着、ほんとに道路沿いの

なんでも無い場所だし、あっけないほどの小さな池でしたが

なるほど~!しっかりその通称に恥じない

独特な雰囲気を持った池でした。

水草や浮草の色合いが何ともモネのイメージを

醸し出していていました。

 

そして駐車場横の板取川の写真を撮って、

次の目的地〈郡上八幡城〉へ向かいます。

 

▲ ちょっと脇道に入って一休み

▲ CT125が似合う場所

小一時間で郡上八幡城へ到着。

本当は街の中もゆっくり散歩したいんですが、

今回は、すぐにお城のある山頂までハンターカブで駆け上ります。

登りの道路は小さなヘアピンカーブの連続で

大型車ではちょっと怖いんじゃないでしょうか。

 

岐阜周辺は山城の名城が多く、

ここも岐阜城・犬山城に負けず劣らずの高所のお城で、

新緑と相まって絶景の見晴らしを楽しめました。

 

軽く昼食をとって岩屋ダムに向かいますが、

気候も道路も景色も良くて

最高のツーリング日和でした!!

 

▲ 新緑の郡上八幡城

▲ お城から見る町並み

今回、走りながら思ったんですが、

本当に昔に比べると山間部の道路は良くなっているし、

峠越えしていたような道はトンネルになっているし、

リターンしてきてよかったです。(笑)

 

▲▼ 岩屋岩陰遺跡巨石

 

4時前に〈岩屋岩陰遺跡巨石群〉に到着。

ここは恥ずかしながら、つい最近知ったんですが

世界的にも有名な場所らしく、

縄文時代に使われた天文台と言われていて、

岩と岩の間に差し込む光で夏至・冬至、

春分・秋分や星座の位置など観測されていたと

言われています。

 

▲ 岩屋ダム

そんな古代ロマンをよく分からずも感じながら後にし、

最終目的地の岩屋ダム展望台でダムを見渡し、

久しぶりにダム湖を一周して帰路につきました。

屏風岩公苑があまりに

気持ち良い場所だったんで、

もう少しその雰囲気を感じてもらえたらと思い、

拙い動画で恥ずかしいですが

こちらもアップしておきます。

 

▲鳥のさえずりが心地よい…

 

▲屏風岩と桜吹雪

 

▲曽爾村の山々

 

▲タイムラプスで…

屏風岩公苑を後にして

名張から津に向かう途中、

もう一ヶ所絶景を楽しめる青山高原があったので

風が冷たかったんですが少々寄り道をして、

このツーリング最後の絶景を堪能し

無事、名古屋に帰着しました。

 

▲青山高原から見る三重の風景

 

▲青山高原といえば数え切れないほどの風力タービン

結果として吉野山の桜は本当に残念でしたが、

そのおかげと言っては何ですが、

こんな超穴場の奇跡の場所に

グッドタイミングで巡り会えたのは、

本当にラッキーな旅行でした!!

メデタシメデタシと…(笑)

 

▲最後はテレビ塔がお迎えしてくれました

吉野山の桜でガックリしていた今回の

花見ツーリングでしたが、

最終日に大逆転ホームランに値するくらいの

素晴らしい場所に巡り会えました!

 

出発前の花見どころのチョイスには入れていたんですが、

奈良全体の桜開花時期が過ぎていていて、

残された場所(満開の桜)がここだけだったのと

帰り途中に寄れる場所だったので、

迷わず最終日は屏風岩公苑に決定。

 

宿を出て屏風岩に向かう途中にも

何ヶ所か綺麗な桜を楽しみながらの行程で、

天気も快晴だし道路も空いていて

絶好のツーリング日和でした。

 

▲柱状節理の岩壁と満開の山桜

 

▲満開の桜独り占め

途中、何度か道を間違えなが、

最初は公苑の下側にある駐車場に着いたんですが、

ここからだと少々山道を歩いて登らなくては公苑に行けなくて、

公苑のすぐ横にも駐車場はあるということなので

改めてそちらに向かうが、その道は狭いやら、

荒れた上りヘアピンの途中に段差は有りで

とても大型車は入れない道です。

 

しかしそんな道路や、

奈良や三重の大きな街から離れている悪条件が、

逆に大げさに観光地化されなくて、

理想的な花見どころとなっているような気がします。

 

 

▲ほんとに人が少ない!

駐車場から一歩公苑に足を踏み入れて思ったんですが、

ここは地上の楽園か!!(笑)と思うほどの

大げさじゃなく素晴らしい場所でした!

 

柱状節理の見事な岩の壁とその麓には

満開の山桜が咲き乱れ、

コロシアムの観客席のような広場は

一面芝生の絨毯が敷かれている。

こんな場所で雅楽か能の舞台でもやったら、

悶絶してのた打ち回るんじゃないかと

冗談抜きで思わさせてくれる場所でした。

 

▲岩壁の反対側から眺める曽爾村の山々 ※右下に離れた駐車場

▲公苑近くの風景 左:兜岳 右:鎧岳

 

▲深い谷を走るR81

屏風岩公苑には昼前に着いていたんですが、

2時間以上ここの風景を堪能し

津方面に向かうんですが、

曽爾村の名張曽爾線(R81)がちょっとした層雲峡で、

ここにもあちこちに柱状摂理の

岩肌が見られました。

 

▲雰囲気は層雲峡?!

▲春日大社の駐車場に駐車

▲東大寺中門

二日目の奈良は、当初吉野山で2日くらい撮影する

つもりでしたが、桜がなく予定変更という事で

東大寺と奈良公園散策という、

小学生以来の修学旅行スタイルになりました。(笑)

 

それにしてもコロナ禍のせいと

桜も終わりかけという事で、

どこにも蜜の場所は有りません。

 

▲東大寺としだれ桜

 

東大寺には改めて大仏は勿論、

建物を含めた全体のスケールの大きさに驚かされます。

奈良公園の広さも羨ましくなりました。

街の中の公園が直に小高い山に続いている

ロケーションも凄く良いですね~!!

観光客で混雑しなければ(無理な話ですね…)

ぜひ住んでみたい場所です!

 

東大寺の後は、東大寺ミュージアムと

奈良国立博物館でゲップが出るほど仏像を堪能して、

近鉄奈良駅の方まで街ブラ・食事をして戻ってきました。

 

 

 

▲きっちり信号を守る奈良の鹿

途中、信号の手前で立ち止まっている

鹿を見かけたんですが、

いつ飛び出すのかな~と思って見ていたら、

信号の青になると鳴る信号音を聞いてから

ゆっくりと渡り始めたのを見て、

ちょっと驚きました!

やっぱ都会育ちの鹿は違うな~(笑)

 

▲若草山の鹿

▲若草山の麓には東大寺

夕方からは若草山まで

ハンターカブでドライブウェイを登り、

夕方から日暮れまでいて夜景撮影を終え、

天理の宿まで戻りました。

 

▲結婚式の前撮りも

 

▲朝霧に覆われた吉野

 

▲花矢倉展望台からの風景

 

もう先週になってしまいますが、

ずっと行ってみたかった桜の吉野山と

奈良桜巡りに行ってきました。

 

桜開花時期の大外れは無いだろうと…?

宿は一ヶ月前に4/7- 8を取っておていたんですが、

3月下旬の予想外の気温上昇で桜開花時期は随分早まり、

結果的には現地到着の7日朝には、

中千本どころか上千本もほぼ散っていました。

 

▲花矢倉展望台でわずかに残っていた桜

 

名古屋を出発したのは、

当日の雨が上がるのを待っていたら

7日午前1時を回っていました。

ちょっと体力的な不安もありましたが

夜中中下道を飛ばして何とか吉野山の花矢倉展望台に

朝8時頃に着いたんですが、散ってしまった桜と

山を覆う霧にガックリしてしまいました。

 

▲吉野へ入る前に咲いていた桜の下で…

 

▲又兵衛桜(大きなしだれ桜)

 

もう吉野を散策する気力もなかったので、

すぐに気分を切替え次の目的地へ向かいました。

 

ひょっとしてという事も考えて

幾つか観光コースを考えていたので、

次は宇陀市の又兵衛桜に向かいましたが、

ここもメインのしだれ桜は完全に散っていました。

それでも周りには結構咲いている桜ももあるし、

新緑が芽吹き、春の花々があちこちに咲き始めていて、

春の美しい一瞬を十分に堪能できました。

 

▲▼石舞台古墳

 

 

前日の天気とは打って変わって

快晴の奈良の野山はバイク散歩には最高に気持ちよく、

その後は、明日香古墳めぐり

(石舞台・高松塚・キトラ)をして

夕方、ようやく天理の宿に向かいました。

 

▲キトラ古墳