mikiteaです。

 

昨日は宙組東京宝塚劇場公演千秋楽の配信を視聴しました。

 

退団者のいる公演の千秋楽翌日は、

退団者の方はゆっくり眠れたかな・・・なんてふと思ったりして、

寂しさをじわっと感じる時があります。

 

昨日はとても良い千秋楽で、

視聴しながら何度か涙がこみ上げてきました。

 

退団者の皆さんへ向ける客席からの大きな拍手に涙し、

フィナーレの男役群舞で中央の寿つかささんにスポットが当たった時、

芹香斗亜さんが「宙組組長~!寿つかさ~‼」

大きな声で叫んだ後、お二人が固く抱き合ったのを見て、

プワッと涙が溢れでました。

 

どんな時もダンディで爽やかな笑顔のすっしぃさん、

大階段から降りて来られた後のご挨拶も、

簡潔に爽やかに感謝と宙組への愛とエールを話されました。

同期のお花渡しは宝塚劇場と同じく専科の高翔みず希さんでした。

 

真風さんからは、改めてすっしぃさんの功績が語られ、

「伝説の組長!」という伝説が生まれました!

 

次期、宙組組長に就任する松風輝さんが、

退団者の経歴とメッセージを読み上げられましたが、

時に涙を拭いながら退団者一人一人に、

温かな言葉を送られていたのが印象的でした。

笑顔と涙のまっぷーの姿にも涙が溢れました。

 

トップコンビのデュエットダンスの後に真風さんが一人残り、

最後に膝をつき舞台に手をそっと当てる場面では、

色々な思い出とともに舞台に感謝を述べられているように見え、

いよいよ最後の瞬間が近づいてきたなと思いグッときました。

 

サヨナラショー「One Heart@Cosmos Planet」は構成も良く、

退団者それぞれの見せ場もあり、

どの場面も思い出のある場面ばかり!素敵なショーでした。

 

 

 

 

 

 男役に全集中した日々

 

退団者のご挨拶の最後、真風さんが大階段の上に現れた瞬間、

「最後の最後は黒燕尾!キタ~✨」と心が躍り、

階段中央でスポットに照らされた瞬間のなんとカッコイイこと!

宝塚大劇場では袴姿で清々しく素敵でしたが、

最後はやはり男役・真風涼帆らしい黒燕尾でとても素敵でした!

 

真風さんから語られた言葉の一つ一つに深みがあり、

自分の足りない部分を周りに助けられここまでこれたこと、

その過程にはたくさんの迷惑をかけたであろうことなど語られました。

男役に全てをかけ集中し過ごしてこられ、

自分にも厳しく時に周りにも厳しいこともあったのかなと思いながら、

舞台では完璧な男役像を求められ、

作り上げようと努力する大変さをしみじみ感じました。

 

 

 まかキキの18年の思い出

 

終始落ち着いた感じで無事幕が降りることを嚙みしめながら

笑顔でいた真風さんが何回目かのカーテンコールで一人立ち、

「夢を託したい人を呼びたいと思います、」

と言った時からかすかに声を震わせていましたが、

キキちゃんが登場しゆっくり話し始めた真風さんの言葉も段々震え詰まりはじめ、

とうとう隣のキキちゃんが声をあげながら泣き始める・・・

 

お二人が出会って18年という数字を聞いた時、

共に歩んでこられた年月の長さをしみじみと感じました。

号泣しながお互いへの思いが語られ、

真風さんからキキちゃんへこれからの宙組を託す力強いエールが送られました。

退団するトップから次期トップへの引継ぎを見て、

「有難うゆりかさん!キキちゃん率いる宙組も応援します‼」

と思えた時間でした。

 

 

 最後は夫婦漫才

 

宙組へ組替えし真風さんの隣で大輪の花を咲かせた、潤花ちゃん(102期)

天真爛漫で明るい笑顔で周りを和ませる娘役さんでした。

年齢差があり完成された男役として君臨する相手役の隣で

更に成長を見せてくれた素晴らしい娘役さんだったと思います。

最後緞帳前に真風さんと現れた時も

涙の客席と配信を見守る人を笑顔にしてくれました。

まだまだ潤花ちゃんの舞台を見たいので外部で活躍されることを期待しています。

 

 

 やるな~96期男役!と存在感のある二人の男役

 

秋音光、紫藤りゅう96期)

お二人の退団もとても寂しかったです。

 

宝塚での同期からのお花渡しは二人とも、

元宙組の和希そらさんが登場し盛り上がりました。

昨日はそれぞれ元トップ娘役さんが登場!

 

秋音光さんには、元星組・綺咲愛里さん

紫藤りゅうさんには、元花組・花乃まりあさんがお花渡しされました。

なんて豪華✨

 

 

澄風なぎさん(99期)

優しく包み込むようなお人柄の表れる演技と豊かな歌声が好きでした。

お芝居を引き締めような存在感のある男役さんで、

役者さんとして外部で活動されないかな・・期待したいです。

 

湖風珀さん(102期)

舞台のどこにいても目がいく男役さんで、

今回はこってぃの部下役でスーツもお似合いでした。

 

たくさん、いとゆともに

初観劇の舞台が宙組の公演だったそうで、

宙組で宝塚に出会い宝塚人生を宙組で過ごされたお二人・・

おもいのこもった素敵なご挨拶でした。

 

宙組の一つの時代の終わりを感じた昨日の千秋楽でしたが、

キキちゃん率いる宙組がどんな輝きをみせてくれるのか、

楽しみでありこれからも応援し続けたいと思いますニコニコ