酒鬼薔薇”青年”社会復帰へ | 240雑記

酒鬼薔薇”青年”社会復帰へ

神戸児童殺傷の加害男性、年明けに社会復帰
戸市須磨区で97年に起きた連続児童殺傷事件で逮捕され、3月に関東医療少年院を仮退院した加害男性(22)について、法務省側が「特別な事情がない限り、今月末で保護観察期間が満了し、本退院となる。以後、国は男性に関与しない」と、殺害された児童2人の遺族に伝えたことが14日、わかった。遺族には男性の謝罪の言葉も伝えられた。男性は来年1月から完全に社会復帰する見通しで、今後は有志による民間の支援チームが遺族側との窓口になるとみられる。

 遺族側の弁護士によると、13日に法務省保護局の職員らが土師淳君(当時11)の両親と面談。14日には山下彩花さん(同10)の両親に会い、男性の近況などを説明した。男性は現在、心身ともに健康で、生活状況も安定しているという。身元引受人と暮らしながら仕事をしており、最近転職したという。

 再犯の恐れについて、法務省側は「犯罪を起こすような状況ではない」と回答。事件の背景と指摘された「性的サディズム」については、「正常な男性と同じ状況」と述べたという。

 遺族側は社会復帰後も情報提供を求めている。この点について、法務省側は「有志らでつくる支援チームが直接、連絡を取ることになるのではないか」との見解を示した。情報提供の時期や内容などは未定という。

 さらに、「一生かけて償います。申し訳ありません。二度と同じような過ちは致しません」との男性の言葉が、遺族に伝えられた。男性は、8月にも謝罪の意を示した手紙を、法務省を通じて遺族側に渡している。


神戸児童殺傷の加害男性とは、言うまでも無くあの「酒鬼薔薇聖斗」です。
事件当初は神戸児童殺傷の加害少年といわれていた男性もいまや22となり、
大人となったようです。
彼がこの7年間に何を思い、何を感じたのか、そして彼自身はどう変わったのか。
「正常な男性と同じ状況」と判断された彼は本当に「正常」となれたのでしょうか?
もし彼が「正常」となれたとしても犯行当時と今とでは、情報の流れる速さが違います。
ましてや、彼に関する世間の関心は7年経った今でも健在なようです。
これから国の関与がまったく無くなる事となり、社会復帰する彼は、人々のいろいろな視線の対象となり続けるでしょう。どこに越してひっそり暮らしても、彼とその家族には「プライバシー」なんて存在しないのかもしれません。
そんな環境の中で彼が遺族に、
そして社会にどのように贖罪をしていくのでしょうか?