都市伝説に終止符? | 240雑記

都市伝説に終止符?

デスノートという漫画をご存じでしょうか?
ちょうど去年の今ごろか、それよりちょっと前に週間少年ジャンプで連載開始した漫画です。
僕なりにそのストーリーを簡単に書くと
「天才少年ライトは”名前をかかれた人は死んでしまう”という”死神”のノートを手に入れた。そしてライトは犯罪抑制という錦の御旗の下に犯罪者殺しを楽しみます。そんな犯罪を止めるべく、ライトと捕まえようと立ち上がったのはこれまた天才少年のLなる人物。彼らはそれぞれの正義のもとに知能戦を繰り広げる・・・。」
と、なりましたが、僕が書くと希代の名作も
10週打ち切りの作品に見えるのは何故でしょう?
・・・まぁ、ストーリーの骨組はそう目新しいものではありませんでした。
しかし、ストーリー上で繰り広げられるライトvsLの知能戦は、読者の想定するケースの斜め上を必ず行く(レベルEより抜粋)展開でした。
そのため、その先の読めないストーリー展開に多くの読者が惹きつけられる事となりました。

一方で、そのデスノートの原作者「大場つぐみ」なる人物は謎の多い人物でした。
ジャンプ関連の漫画賞の受賞者ではなく、過去に作品を発表している既存の作家でもなく、デスノートという作品と同時に現れたのです。
そんなわけで、デスノートの連載と共に突如現れた謎の原作者「大場つぐみ」なる人物については、ネット上では連載開始から様様な議論がなされていました。

そんな議論の中でいつしか、
「大場つぐみ」という人物について一つの都市伝説が生まれる事となります。

「大場つぐみ=ガモウひろし」説

「ガモウひろし」という作者は代表作ラッキーマンで知られるギャグマンガ家です。
ラッキーマンは、作者のラッキーとあいまって、テレ東系列ながらもアニメ化されるなど、そこそこヒットとなりました。
そんな彼の画力、そして存在自身がネタのような存在で「幕張」の作者の木多康昭氏にもネタにされたりしていました。
そういう経緯もあって「ガモウひろし」は下手な漫画家の例に出される様な存在でした。
なので、この説もネタであろうと多くの人が思っていました。

そんな中、このネタに以下のコピペに見られるようなガモウひろしと大場つぐみを関連付ける情報が提示されていく事になります。

273: 名無しさんの冒険  2004/09/13(Mon) 17:30
大場つぐみ=ガモウひろし

【根拠】
①月=ライトというネーミングセンス
②月の通ってた塾の名に『蒲生』という文字が入っている。
③大×組というサークルにガモウと小畑が入ってるという話がある。
 大×組を読みで表すと「おおバツぐみ」
④大場つぐみ(oobatsugumi)を並び替えると
 ガモウ 小畑(gamou obata)になる。
それと四コマ漫画でのギャグセンス。
あれは俺が知っているガモウのものに近い。
あとデスノが連載する直前、ガモウスレで関係者らしき
人物が
「新連載はする。だけどその作品は今までとはカラーが
違いすぎるのでPNは変えるかもしれない」というコメントを
寄せていたこと。

☆ジャンプ編集者→妹の友達(ジャンプ漫画家の卵)→妹の友達→妹→私のルートで
(12/25追記:正しくは編集者→妹の友達(漫画家の卵)→妹→私でした。近くなったぞ。)
「DEATH NOTE」の原作・大場つぐみはガモウひろしーのという衝撃情報を教えてもらいましたが、
ご覧の通りかなり遠くから来た伝言ゲームなので、案外最初は「大場つぐみの本名は蒲生つぐみ」
程度だったりするかもしれません。疑ってかかろう。誰であれ、小畑の絵もらえちゃってうらやましいのー。
小畑原作でガモウ作画だったらネタにもならないってか暴動が起きますよね。


全てを偶然で片付けられそうも無い事実が次々に提示されていきます。
この情報のほかにもストーリー・デザイナーの脳産物と脳蓄物 さんの所でもセリフなどについて検証されています。

ここまで情報が提示されても、やはりネタであろうと思われていました。
そう思われる理由のひとつが、「ガモウひろし」という作者の作風とデスノートの作風の大きな違いでした。
そしてもうひとつが、これらの情報の提供元がすべてネット上の推察でしかないという点でした。

そういうわけで、「大場つぐみ=ガモウひろし」説は、なかなか練りこまれた良くできたネタと解釈されていました。
いわば、「マクドナルドのハンバーガーの肉は実はミミズのミンチである」といったような誰もがネタだと思う都市伝説として語られるものでした。

しかし、そんな都市伝説が現実となる兆しが見られました。
第4回日本オタク大賞というイベントで、
「大場つぐみはガモウひろしなんだよ」
との岡田斗司夫氏からのコメントがあったそうです。
詳しくは、放浪街angelさん週刊少年Blog!!さん
のページで紹介されていますので参照下さい。
ただ、これもジャンプ側の公式発言ではないので、
都市伝説の信頼性を高めた程度に過ぎないというのが現実です。

しかし、次々に情報の挙がる「大場つぐみ=ガモウひろし」説は、デスノート本編、そして デスノートコラと共に、これからの展開が見逃せません。