お正月映画第2段として桃井かおりの『無花果の顔』を観てきました。
「花は無いけど実のある人生」
花の無いくじらだはこのキャッチコピーにひどく憧れを抱き、映画に臨みました。
観終わった直後、これで終わりなの? とぽかんとしていましたが、
後から痛みがやってきます。
「サソリの毒は後から効く」と誰かが言っていましたが、この映画はまさにそれ。
実家の昭和期のアメリカを思い出させるカラフルな色使いと、娘の住む部屋の東京タワーが見えるモダンでシンプルなインテリア。
母と子で吸う亡き父のタバコ。
家が変わってもそれを思わせない庭の無花果の木。
そしてちゃぶ台に乗った食欲そそるごはんと、亡骸の枕元に置いてある熟れた無花果と大量のコロッケ。
映画を観ただけでは気付かなかったことが、パンフレットに載っていて
もっとちゃんと向き合わないとこの映画の良さは見えてこないな、と思いました。
桃井かおりはインタビューでこんなことを言っています。
「日常は何事もなく過ぎるように見えて、実は奇抜なものだから。」
「普通に見える家族ほど、実は大変なことが起こっている。」
最近、「普通」なんてものは装っているだけで、
本当に「普通」であるモノなんてそうそうないよなぁと思うのです。
特に人間なんて皆どこかしら変です。
(暴言に聞こえますけれど、私はプラスの意味で言っているのですよ。)

無花果の顔 オリジナルサウンドトラック/サントラ
余談ですけれど、個人的に岩松了さんのいやらしい目にやられました(←失礼極まりない。)
・・・・・・夢に出そう。
「花は無いけど実のある人生」
花の無いくじらだはこのキャッチコピーにひどく憧れを抱き、映画に臨みました。
観終わった直後、これで終わりなの? とぽかんとしていましたが、
後から痛みがやってきます。
「サソリの毒は後から効く」と誰かが言っていましたが、この映画はまさにそれ。
実家の昭和期のアメリカを思い出させるカラフルな色使いと、娘の住む部屋の東京タワーが見えるモダンでシンプルなインテリア。
母と子で吸う亡き父のタバコ。
家が変わってもそれを思わせない庭の無花果の木。
そしてちゃぶ台に乗った食欲そそるごはんと、亡骸の枕元に置いてある熟れた無花果と大量のコロッケ。
映画を観ただけでは気付かなかったことが、パンフレットに載っていて
もっとちゃんと向き合わないとこの映画の良さは見えてこないな、と思いました。
桃井かおりはインタビューでこんなことを言っています。
「日常は何事もなく過ぎるように見えて、実は奇抜なものだから。」
「普通に見える家族ほど、実は大変なことが起こっている。」
最近、「普通」なんてものは装っているだけで、
本当に「普通」であるモノなんてそうそうないよなぁと思うのです。
特に人間なんて皆どこかしら変です。
(暴言に聞こえますけれど、私はプラスの意味で言っているのですよ。)

無花果の顔 オリジナルサウンドトラック/サントラ
余談ですけれど、個人的に岩松了さんのいやらしい目にやられました(←失礼極まりない。)
・・・・・・夢に出そう。