ストロベリーショートケイクスを観て来ました。
東京で暮らす女の子の話。
向かう方向を見失って探している、何となくtokyo.soraを思い出させる映画です。
東京の早朝のサイレントブルーみたいな雰囲気とか、匂いとか、描くものが似ています。
誰もが持っている要素を4人の女の子に散りばめてあるような気がして、4人とも抱きしめたくなりました。
肉々しくて生々しい部分も描かれているけれど、見終わったときには心の蟠りが落ち着いてゆくような心もちになります。
音に関して、音楽がどうのという印象は少ないけれど、
時計の針の音とか、救急車のサイレンの音とか、周りで遊ぶ子どもの声とか、あまりに自然すぎて現実なのか非現実なのか分からなくなる時があります。
道具類もさりげなく、さもずっとここで彼女たちと暮らしてきましたというような顔をして居座っているけれど、全て計算ずくで配置されてるようで、こだわりが見え隠れします。
ていねいな、仕事をしているのだなと云うのが伝わってきます。
以外にも男性諸君が多数見に来ていて感心してしまいました。何となく、偏見ですけれどね。