フラガール観て来ました。
おなかいっぱい大満足な映画です。
映画中盤から泣きっ放し。
哀しさも嬉しさも切なさも愛おしさもぎゅっと詰まっています。
お話は福島のハワイアンズと云う娯楽施設設立の物語です。
私が免許合宿で行った湯元のすぐ近く。
実はハワイアンズに行く機会あったのですが、水着持って行ってなかったし、おのこばかりだったのでひとりミスドでレポートをやっていました。今思えばなんてもったいないことをしたのだ、私。
ハワイアンズにあんな歴史があったとは、甘く見ていました。
松雪泰子の衣装がとてもカラフルで、デザインも素敵です。
彼女は東京から来たフラダンスの先生役なのですが、地元の人々との対照や場面による色の違いの使い分けが上手いな、と思わされます。
あと、私、初めて昇天しそうになるということを体験しました。
蒼井優ちゃんの笑顔。
本当にくらくら眩暈を覚えました。
あぁ、男の子が女の子に惚れるのってこんな感じなのかなぁ……って。(変態?)
彼女は泣顔も笑顔もきれいで、
『女の子』が持っている独特の透明感とか、切なさとか果敢なさとか清らかさとか強さとか弱さとか潔さとか、
そういうもの全部、状況によって表現し、伝えられる役者さんなので
前々から好きだったのですが、今回でヒートアップです。
「花とアリス」でラストを飾ったバレエとは対照的な、ソロダンスも最後に披露してくれます。
ぜひ劇場の大スクリーンで観てもらいたい作品です。