先日1泊2日でサークルの合宿の先発隊に行って来ました。
場所は山梨県の芦川。
私が大学1年の時の合宿所と同じ、懐かしい匂いのする所です。
 どこかの企業の謎の電磁は測定実験所、
 くりくりした目が愛らしい犬のクロちゃん、
 用水沿いの山の中の細い路と脇に咲くミズヒキの赤、
 「以前管理人さんからめいっぱい貰った玉子のお母さんはあなただったのね」とお初目にかかる鶏やヤギ、
 今は使われていなさそうな、ちょっとした庭園みたいな釣堀、
 私の中に強烈な印象を残してくれた小さなわさび畑、
 変わらない、山間に沈む夕日と、それが反射する田んぼの水鏡、
3年ぶりのそこはほとんど変わることなく、それでも年月は流れていました。
3年前は初めて『板長』を任され、それまであまり話したことのない先輩も知ることが出来て、
大家族旅行みたいな、とても充実感のある合宿でした。
そこには沢山の思い出と、想いが生きているような気がして、ひとり感慨深く思っていました。

今回は私にとってサークルの最後の全体合宿だったので
どうしても、1日だけでも行きたくて、
3人だけの先発隊にお邪魔しました。
翌日本体には会えずに午前中東京へ戻り、午後から夏期講習を受けてました。
また先生の野草説明を聞きながらみんなで、もちろんメンバーはほとんど違っているけれど、
わいわいあの路を散策したかったな。

帰りに自分へのお土産として駅の近くのスーパーで甲斐路と云うぶどう買いました。
お皿からはみ出てるよ! 立派!!!
とても美味。土地のものがおいしいね。

kaiji