あー、本編に入る前に皆に伝えておきたいことがある。
今の日本は不況だけど、この不況は簡単に解決できる。
そして、以下のようなことを言っている人間共がいたら、そいつらは嘘つき共だと考えてもらっていい。
①「日本は財政危機なんです、だから消費税増税」
②「日本もギリシャになる!」
③「円高は日本の信用度が高い証」
④「日銀が大量にお金を刷ると、ハイパー・インフレになる!」
⑤「日本の経済はもう成長しない」
繰り返すけど、上記のことを言ってる連中は嘘つきか馬鹿のどっちかだ。
まず①について
日本は財政危機の状態にないし、消費税増税も必要ない。つまり、野田総理は嘘つきか馬鹿のどっちかていうわけ。ちなみに日本が財政危機でないことは消費税を増税しようとしている財務省も認めている。それについては↓のリンクを見て欲しい。
外国格付け会社宛意見書要旨 (財務省ホームページより)
次に②
ギリシャは共通貨建て国債を発行し、かつ通貨発行権を持っていないから破綻した。けど、日本は自国通貨建て国債を発行しており、円を印刷することができるので、破綻は有り得ない。
ちなみに②の発言をしている人間の中には菅直人元総理や安住淳財務大臣も含まれており、こいつら嘘つきか馬鹿のどっちかだ。
次に③
通貨価値と国力(経済力や軍事力など)は関係ない。通貨の価値は金利やインフレい率によって決まる。円高はデフレのせい。
次に④
ハイパー・インフレを日本で起こすには何百兆円とか1000兆円とかそれぐらい膨大なお金を刷らないと起きない。また、日本はデフレであるので、デフレ脱却のために70兆~100兆円ぐらいカネを日銀が刷る必要がある。
最後に⑤
日本経済はまだまだ成長するし、終わりじゃない。今の不況はデフレのせい、デフレは財政出動(減税・公共事業)と金融緩和(円の発行)によって解決できる。
そして、皆にお願いがある。この記事で読んだことを、周りにいる友人とかに最低でも10人に伝えること。またはこの記事を見るように伝えること。皆が正しいことを認識したら、それだけで日本の再生が見えてくる。
あと、不況を解決する方法を詳しく書いた本もあるから読んで欲しい。参考になる1冊をリンクに貼っとく。
- さっさと不況を終わらせろ/早川書房
- ¥1,785
- Amazon.co.jp
ノーベル経済学賞を受賞した人気の経済学者が書いてるから、かなりわかりやすいよ。
前フリが長くなったけど、本編に移るとしよう。
さて、シリーズ3回目の今回は銀行の仕事についてだ。
銀行の仕事って言っても、「○○銀行は△△会社に融資して~」みたいなことを書くわけじゃなく、銀行が経済にどういう影響をもたらすかを書くだけだ。
銀行の仕事は簡単に書くと、
銀行は預金者からお金を集めて、それを個人や企業に貸し付ける。お金を借りた人々(借り手)は銀行に利子(金利)と一緒に借金を返済する。銀行は稼いだ利子の一部を預金者に与えて、残った利子が銀行に儲けになる。
実は銀行はお金の貸し借りを通じて世の中にあるお金の量を増やすことができる。それを信用創造と言うんだ。
信用創造については例え話を使ったほうが理解しやすい。
話をわかりやすくするために世の中に銀行は山田銀行と松本銀行だけしかないとする。
まず、マット・デイモンが山田銀行に100万円を預金した。
↓
山田銀行はレオナルド・ディカプリオに100万のうち80万円を貸した。
↓
デイモンは100万円の預金を持っている。デカプリオは80万円の現金を持っている。つまり、世の中にあるお金はデイモンが元々持っている100万円からデカプリオの持っている80万円を加え、180万円
になったわけだ。
↓
麻薬を買うためにデカプリオは50万円をジャック・ニコルソンに払った。そして、残り30万円を山田銀行に預金した。また、ジャック・ニコルソンも50万円を松本銀行に預金した。
↓
この時点で山田銀行はデイモン、デカプリの預金を合わせた130万円を、松本銀行はニコルソンの預金50万円を預かっているわけだ。世の中には180万円のお金が存在することになる。
↓
そして、今度はエミリー・ブラントが山田銀行と松本銀行から140万円を借りた。
↓
この時点で世の中にあるお金はデイモン、デカプリ、ニコルソンの預金を合わせた180万円とエミリーの借りた現金が140万円で合計320万円が世の中に存在していることになる。
これが、お金の貸し借りを通じて、お金の量が増える信用創造のメカニズムだ。要するに世の中で借金をする人や企業が増えるほど、世の中のお金の量が増えるわけだ。
現実には銀行は大量のお金を預かっている。そして、預金者が預金を全額引き下ろすことは確率的に低い。
でももし、特に銀行の経営に問題はないのに、何らかの事情で、大量の預金者が預金を引き下ろして、銀行で資金不足が生じたら、どうするのか?その場合、資金不足に陥った銀行は他の銀行からお金を1日だけ、借りて、新しい預金者が来るまで、耐えるのだ。
例えば、山田銀行からデイモンやデカプリが一斉に預金を引き出し、それを松本銀行に移せば、山田銀行が資金不足状態になり、松本銀行が資金過剰状態になる。そこで、松銀は山銀に対してカネを貸す。山銀に新たな預金者が現れれば、山銀は翌日松銀に対してカネを返す。
銀行同士でカネの貸し借りする際の金利をコールレートと言う。
さて、銀行はカネを貸して、金利を回収することで利益を上げているのは序盤に書いたとおりだ。
ここで、金利には2種類あることを書いておこう。
名目金利は、銀行や預金者が実際に受け取る金利のことだ。例えばデカプリオが100万円を預金してて、1年後に金利として、10万円を受け取ったら、それが名目金利であり、その利子率は10%(100×10%=10万円)というわけ。
そして、実質金利とは名目金利からインフレ率を差し引いた分だ。
実質金利=名目金利ーインフレ率
山田銀行がお金をエミリーに1年に10%の名目金利で貸しても、1年後にインフレ率が5%であれば、山田銀行が稼いだ金利は実質的に5%のわけ。
インフレとは物価が上がって、貨幣価値が下がることなので、山田銀行の金利として、受け取った分のお金の価値も5%分下がってるわけだ。
さて、銀行は借り手への貸出金利(名目金利)をどのうよにして決めるのか?
それは主にコールレートやインフレ率から決められるのだ。
コールレートとは銀行同士で金を貸し借りする際の金利であることは上に書いたとおりだ。
ではコールレートはどのようにして決められるかというと、それは日本銀行によって決められるのだ。
たとえばコールレートが1%で、インフレ率が2%で、銀行はカネを借りて、貸出を増やして利益を出そうとする場合は、実質金利がプラス1%以上になるようにするために貸出金利を3%以上にしないと、銀行は利益を出せない。
さて、信用創造の逆のメカニズムとして、信用収縮というのもある。
信用創造が借金をする個人や企業が増えるほど、お金が増えるメカニズムなので、その逆の信用収縮は借金を返す人ばかりが増えるほど、お金が減っていくメカニズムというわけだ。
信用収縮は一般的に不況やバブル崩壊が起きた時に発生する。
日本の歴史で言うと、90年代のバブル崩壊後にそれが発生した。
バブルとは人々が借金をして、そのカネで土地や株を買いまくることで発生する。そのバブルの崩壊がすると、人々には借金だけが残ることになる。元々バブルに乗じて儲けようとして、カネを借りていたから当然だ。
借金が残った企業は商売で儲けたお金を借金返済に優先する。
お金が借金返済に優先されると、従業員の給与は減り、投資も減るので、人々の消費や投資が減少し、経済は停滞しはじめるし、借金をしようとする個人も企業も少ない。
そして、借金の返済ばかりが行われると、世の中に存在するお金の量が減少しはじめる。
お金の量がモノやサービスに対して減少すると、デフレになることは「山田あずさ経済教室② 物の量とお金の量との関係 」に書いた通りだ。
デフレが生じると更に給与が減少することを恐れて人々は消費をしなくなる。
また、デフレは実質金利にも影響を及ぼす。
実質金利=名目金利-インフレ率だ。
日銀はバブル崩壊後から何度も金利(コールレート)を下げることを続け、最終的には金利はゼロになった(ゼロ金利政策)。名目金利(コールレート)はゼロ未満には下げられない。
金利がゼロになっても、デフレが終わらないと厄介なことになる。
デフレはインフレ率に表すと、符号がマイナスになる(例:1%のデフレ→インフレ率=-1%)
つまり、名目金利がゼロであっても1%のデフレが生じると
実質金利=0-(-1)=0+1=1%になる。
つまりデフレが深刻化するほど、実質金利は高くなるので、銀行からお金を借りている人々や企業は借金の返済が苦しくなる。また、新たに借金をしようとする人々や企業も少ない。
銀行にとって実質金利が上がることは利益が増えて、良いことのように思えるが、そうとは限らない。銀行は借金返済ばかりされると、お金が余る状態(過剰貯蓄)の状態になる。デフレ下では借金をしようとする人々や企業は少ないので、銀行がお金を貸すことも難しくなる。
また、銀行は預金者に対しても預金金利を払わなければならないので、過剰貯蓄が続くと、収益が稼げず、経営が悪化する。
では銀行はデフレ下ではどうすればいいかのか?
その場合はデフレ下でも資金が不足し、お金を借りる者たちに貸すしかない。なおかつ絶対に破産しない連中に。
絶対に破産しない存在、それは日本政府だけだ。銀行はデフレ下では、日本政府の発行する日本国債を買って、生き残ろうとする。
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ちなみに下は例え話に出てきた俳優や女優たちが出てる映画(笑)
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