誰にでも平等に訪れ、誰にでも不平等に降りかかる。

誰にでも平等に流れ、誰にでも不平等に奪い去る。



誰よりも先に生まれ、誰よりも永く在り続ける。


光に照らされる事なく、闇に呑まれる事もない。




産まれて逝くものの喜びを

産まれて逝くものの哀しみを

ただ包み込むゆりかご。



『時―とき―』よ


あなたは何処へ…