誰よりも大切で 誰よりも愛おしい 21 | 櫻葉さんが大好き(`・З・´)(‘◇‘* )サクラの櫻葉小説

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櫻葉さんが大好きで、妄想が 止まりません(*´艸`*)

お話の続きになります。
苦手な方は、お戻りください。







「実は…、相葉くんが 勝負しようって…。」


「やっぱり そうか…。
   悪かったな? 怖かっただろ?」


「いや、どっちが 兄貴のこと好きか、
   勝負だ!って、相葉くんが…。」


「え…?」


「相葉くんって、可愛いひとですね。
   兄貴をオレに取られまいと 
   必死だったんだと思います。」


「雅紀… 」


りすさんは うさぎさんのさらさらの髪を、
愛おしそうに撫でました。


「オレ、明日帰ります。
   兄貴にはもう 色々教わったし、
   森に帰って 親父に報告しないと。


「そうか。     …わかった。
   また 何か分からないことがあったら、
   手紙書いて 鳩にでも持たせてよ。
   俺にわかることなら、
   風磨の森に行って 教えるから。」


「でも悪いんじゃ… 」


「ここだと雅紀が やきもち妬くからさ。」


「なるほど。 じゃあ 遠慮なく。」


「あ、それから…
   さっき おまえ、
   雅紀のこと 可愛いって言ったけど…
   あいつは 俺んだから。
   そういう目で見んなよ?
   雅紀は 絶対、やらねーよ?」


「は? …はいはい、分かりました。
   それにしても、
   相葉くんに限らず 兄貴まで…
   ご馳走さまです。」


「なにが?」


「なんでもありません。
   じゃあ オレ、あっちの部屋に戻ります。」


「ああ。明日までゆっくり休めよ?」


「はい。おやすみなさい。」


「あぁ、おやすみ。」


パタン…


猫さんが行ってしまうと すぐに、
ヒョウさんが帰って来ました。


「翔くん、これ。家で煎じて来たから、
   まぁに飲ませてあげて?」


「ありがとう。松潤。
   ほら、雅紀…、飲んで?」


「翔くん…。
   まぁは 気を失ってるんだから 無理だよ。
   どいて? オレが飲ませてやるから。」


そう言うと ヒョウさんは、
煎じた薬草を口に含んで、
うさぎさんのお口に近づけました。


「ちょ、ちょ、ちょっと、おい!松潤!
   なにしてんだよ! 俺の目の前で!」


りすさんは ヒョウさんの腕を引っ張って、
2人のキスを阻止しました。


ヒョウさんは こくんと薬草を飲むと、
呆れたように言います。


「何って…、薬飲ませようとしただけだろ?
   気を失ってるんだから、口移しで飲ませるしかないだろ?   ただの医療行為だよ。」


医療行為…


りすさんは ハッとしました。

いくら医療行為だとしても、
うさぎさんがヒョウさんとキスするのは、
やっぱり嫌だったからです。


うさぎさんが あの時、
どうしていなくなったのか、
りすさんは 身をもって分かったのです。