そのカフェは、我が家から車でたった15分のところにありました。
ハッピーを迎えて3ヶ月半、わんちゃんOKのカフェ活をしてきた私たちの検索の網にかかることなく、周りを工場と畑に囲まれた一角で、ひっそりと営業していました。
CONTIGO(꼰띠고)
(外観の写真だけ撮り忘れたのでお借りしました
)
オープンと同時に入店した私たちを、掃除を終えたばかりのオーナーさんがモップ片手に迎え入れてくれました。
挨拶をしてすぐ、ハッピーの名前を訊かれました。
それから店内の使い方やルールの説明に入ったのですが、オーナーさんは「わんちゃんのお水はここです」ではなく、「ハッピーのお水はここです」といった話し方をされました。そして会話中ずっと、ハッピーに優しく笑いかけ、顎下をなでなでしてくれていました
ハッピーの皮膚のコンディションにもすぐに気づいてくださり、「うちではおやつのサービスがあるんですが、ハッピーは気をつけないといけないね〜」と仰いました。
とりあえずランチメニューを確認してからステイするかどうか決めようと思っていた私たちでしたが、もうこのグリーティングに心を鷲掴みにされました![]()
ママたちを待たず、一番乗りで入店するハッピー![]()
店内は、煉瓦造りの壁で天井が高く、席数よりもわんちゃんたちが楽しく走り回れるフロアスペースを優先したレイアウト![]()
無料で使い放題のレトロなゲーム機にハマる母娘![]()
↓こちらが今後、我が家が通い詰めて事実上指定席にする予定のコーナー席です
私の背後にあるドアからプール付きのお庭に出られます![]()
ハッピーもここ大好きと言っています![]()
お庭に出て、ご挨拶のお尻クンクン![]()
嗅いで、嗅がれて、そこら中にご挨拶チューチュートレインができていました![]()
ハッピーどこだ![]()
今回このカフェに集ったわんちゃんたちは、みんなここの常連さんです。
そしてみんな、元保護犬でした。
この日一番のお転婆娘だったゴールデンのニモちゃん(↑柱の後ろにいます)は、長年にわたり鎖に繋がれ外に放置されていました。生き延びられるだけの食べ物を与えられ、愛情は一切受けていませんでした。その元飼い主が引っ越すことになり、今の家族が「お願いだから譲って欲しい」と元飼い主を説得し、ニモちゃんは救われました。そんな話、にわかには信じられないくらいの天真爛漫な女の子で、パプチーノ
を顔中に浴びながら飲んでいる姿なんか、幸せそのものなんです
素晴らしい家族の愛情に包まれて、今まで我慢してきた分も思いっきりはしゃいでいるんですね
お喋りが過ぎると、パパさんに「うるせーな
」と抱きしめられていました![]()
この美しいライオンのようなサモエドちゃんも元保護犬です。この子の相棒で上の写真でハッピーがご挨拶していたミックスちゃんは、虐待を受けて片目を失っています。
聞けば胸が締め付けられるような過去を持ちながらも、みんな笑顔で、本来あるべき姿を取り戻しているんです。
私たちもハッピーとの出会いについて皆さんにお話ししました。誰一人、気の毒そうな顔をしませんでした。ニモちゃんのママさんなんか、親指を立てて満面の笑顔で「やったね
」と言ってくれました。
そこにいる全員が「当事者」だからこそ、今を祝福しているんです。ニモちゃんもハッピーも笑ってる今に、「やったね
」なんです![]()
このカフェの魅力、まだあります![]()
この日、マルチタスクをたった一人でこなしていたオーナーさんの手料理です![]()
白いトレイ:ソースたっぷりのミートソーススパゲッティには、この後カリカリにトーストされたガーリックバゲットを追加して、ソースの最後の一滴まで余すところなく堪能しました![]()
ピンクのトレイ:キムチ炒飯とお味噌汁、お漬物のセットに加えて、セア用の白ご飯とソーセージをサービスしていただきました
こちらもうま〜〜![]()
昼時になると常連客が次々に来店し、食事やドリンクを注文していましたが、オーナーは落ち着き払って全てに対応されていました。
↓そしてカウンターにあるこれ、何だと思います?
正解は、ポイントカードです。
私たちのカードも作りました〜
『ハッピーファミリー』です![]()
このアイデア、本当に素敵だと思いました![]()
失くしたり忘れたりする心配もないし、次回来店した際にただいま感がありますよね![]()
最後にフォトブースを使ってみました![]()
たまたま持っていた風船で、よりそれっぽく(笑)
ハッピーは必ずカメラ目線(パパママを見てます)、娘は絶対に視線を外す派です
楽しくて楽しくて、娘に「眠いよ〜」と言われるまで、お昼寝の時間も忘れて滞在してしまいました![]()
この日の夜、晩酌をしながら・・・
夫「あんなカフェやりたいな〜
」
2人分のディナーを作るだけでも慌てふためく彼がカフェオーナーになるには、よほどの修行を積まなきゃいけないでしょうね![]()
でも、カフェではないにしろ、人にも動物にも寄り添えるお仕事は素敵だな〜と、私も密かに思っていたので、ほろ酔いで夢見る彼の話に軽く相槌を打ちながら、私たちにできることについて、思いを巡らせていたのでした![]()
読んでいただき、ありがとうございます。
ではまた、次回。
23rdmonth













