毎日新聞 6月29日(金)1時48分配信
名古屋市交通局は28日、市バス中川営業所の男性運転手(39)がバスの運行中に突然運転を放棄し、バスから去ったと発表した。
交通局によると、運転手は同日午後1時15分ごろ、中川区荒子5を走行中に急ブレーキを踏んだ後、運転席から立ち去った。乗客8人にけがはなかった。
バスは午後1時12分に地下鉄高畑駅を出発予定だったが、運転手は発車直前に道を尋ねられ、発車が1、2分間遅れた。運転中に男性客から「早く行ってくれ」と大声で言われ、運転手は停留所を一つ越えた地点でバスを止めて降り、歩いて同営業所に向かったという。「感情をコントロールできず、気持ちを落ち着かせるために席を離れた」などと釈明しているという。
乗客から連絡を受け職員が駆け付けたところ、乗客のうち3人は姿がなく、3人は代行バスに乗り換え、2人が市の作業車で始発の停留所に戻った。
交通局は運転手の処分を検討している。運転手は勤続7年8カ月で、11年3月には、運転中に口論になった乗用車の運転手にバスを接触させたとして、停職3カ月の懲戒処分を受けたほか、07年4月には乗客の体を扉ではさんだとして訓戒処分を受けている。
【高木香奈】
この運転手は極端だけど、私は市バスに乗ると
「ご苦労様ですねぇ」って、私だったら耐えられないな、と
思うことがある。
まず、バスに乗り込んでからバッグを開けお金やカードを
探す人、もちろんお年寄りは時々時間がかかる。しかたない。
先日、都営バスの運転手さんが、車椅子の乗客を降ろすために
素晴らしい速さで昇降口にステップのつけはずしをしたのを見た。
凄かった。
渋谷駅のひとつ前のバス停で、ハザードをつけ、後ろの車を
待たせている間の早業です。感動して尊敬します。
キレた運転者はもちろん悪い。でも文句を言った乗客が悪い。
道を尋ねられて答えてただけじゃん。
社会生活なんて、多少苛々しても我慢することいっぱいでしょ。
スーパーのレジ待ちで、金額聞いてからバッグと財布ごそごそしてる
人がいると苛々マックスです。