昨夜の忘年会。仕事関係で女性が12名集まれば、
自然に家庭の話になる。私以外にも初めて参加した人もいて、
自己紹介から始まった。
だいたい女の関心事は、「ご主人とはどうやって知り合ったの?」
というような質問から「幸せ度チェック」になって、集まりの性格上
自然な流れで、「貴女が働くことに家庭は協力的か」という話
なのだ。
12名のうち、4名が代理店という「販売店資格」を持っている女性で
そのうちの一人の話。
彼女は一人っ子でデザイナーをしていたそうだ。
ある時、結婚しなきゃ!と思い立ち、誰かれ近くの人に
「紹介してください」「紹介してください」と言い回り、
何人かと会ったそうだ。そして「目を閉じて話をしていた」って。
外見じゃなく、内面を吟味していた、内容で選らんだってこと。
見事2ヵ月後に結婚。次男のご主人は彼女の両親と一緒に
住み、子供もいて家も建て、妻の仕事にも寛容で、
彼女は定期的に化粧品のホームパーティーを開いている。
明るいリーダータイプの彼女を、人は「賢いよね」と言う。
ご両親も、本当に良い婿さんで嬉しいに違いない。
結婚を決めるには、良い意味の打算は絶対に必要なんだね。
結婚は、「自分が幸せと思える条件を第一優先にするべき」。
何も考えのない無欲だった私は、今はそれが分かる。
賢い女性は、そんなことDNAで理解しているらしい。