今日はお店で10年前のCDを聴いている。日曜日の気分にぴったり。
これを聴くと、夏に横浜に行ったことを思い出す。車の移動中に
かけていたCDだから。懐かしく、少し切ない気持ちになる。
思い出は音楽に乗って出てくる。
一時、美しい思い出にしておきたい時に、それに合う曲を聴くように
していた。すると何年たってもその曲を聴くたびに、その時の気分が
美しく現れる。
“不可抗力的インプット作用”もある。スティーリー・ダンという洒落た
ジャズっぽい曲を聴くと、未だにつわりを思い出す。その時期にいつも
かかっていたから。ある意味懐かしいに違いない。いい曲だし。
カーペンターズを聴くと、青春時代ちょっと前の、中学生の頃。
今名前忘れたけど、世界的に有名なサックス奏者の曲を聴くと、
中央道から見た夕陽に輝く南アルプスの山々が現れる。諏訪湖や
小淵沢へ行った帰り、わざとCDを交換していつもかけていたから。
あまり音楽に興味のない私ですら、こう思うのだから、音楽好きの
人なら本当に色んな思いがあることでしょうね。![]()
素敵な音楽と懐かしい思い出が一緒に来ると、「あぁ、いつも、
いつまでも、『自分が好きな自分』でいよう」って新鮮な気持ちに
なります。
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