平素より明治大学女子ラクロス部を応援してくださる皆様、本年度も多大なるご支援や温かいご声援を賜り誠にありがとうございました。今後とも弊部の応援をよろしくお願いいたします。

(成蹊戦、沢山の応援ありがとうございました!)



23OFリーダーを務めました4年ウミです。


毎日更新されていく同期のブログを読みながら、
みんなに出会えて、同じチームで4年間を過ごせて、本当に幸せだったなと改めて感じています。



リムは、
見えるところでも見えないところからもチームを力強く支えてくれた人。
困ったらリムに話してみる、というような人も多かったのではないかと思います。


そんなリムの素敵なブログの次で上手く書けるか不安ではありますが、精一杯綴ろうと思います。
拙く長い文章になりますが、最後まで読んで頂ければ幸いです。



(32期のみんな)


 


明治大学女子ラクロス部で学んだことは数えきれないほどたくさんあります。

その中でも個人のことで今思うのは、



・自分の弱みを受け入れる



ことの大切さです。





弱みを受け入れることで、


・目を背けたくなる苦手なことや弱い部分に、逃げずに向き合える

・柔軟な選択肢を持った上で解決にのぞめる


と思います。






・目を背けたくなる苦手なことや弱い部分に、逃げずに向き合える



私は自分の弱い部分を認めるのが苦手で、

4年間を通して、
弱さを受け入れた(受け入れざるを得なかった)からこそ成長できたことも、
受け入れられなくて放置して苦労したこともあります。


2年生の時にAチームの練習でパスキャができなくて、先輩方と同じ土俵でプレーができないという状況。
とにかく量を多く練習した結果、パスがまっすぐと言ってもらえたり、試合の中で安定感もってプレーすることができるようになった。

1年生の時に感じた、できることが見つからないという状況。
予測や粘ってがっつくことで勝ちやすいグラボならできると思い練習してそれがずっと強みになった。



逆に、ダブル回避は2年生の頃からできなかったが、できないことを無視し続けて4年生で苦労した。

クロス位置も、1年生の頃から叩かれる経験はあったが叩かれないこともあるという言い訳を盾に無視してきてしまって3.4年生で苦労した。




今できないということを受け入れて何かしらの方法で解決したものは自分の武器になり、
できないことを受け入れず、無視して放置してしまったことが、結局は足枷になりました。






・柔軟な選択肢を持った上で解決にのぞめる


私は、できないことで練習してもなかなか難しいということに対して

これ以上できない自分を見るのが嫌で逃げてしまい、

延々と苦手の中にハマってしまいました。



できないこと自体をできるようにする

という選択肢以外にも、

自分の持ってる武器で、現時点の力で、工夫して戦う

という選択肢もあります。 



できないままにしておくのがベスト訳じゃないと思います。
できることは多ければ多いほどプレーの幅も強さも広がります。


ただ、
絶対にできるようにしなければいけないと
固まった考えになってしまった

そのたびにできない自分が嫌になって、
結局逃げてしまった

だから困ることになってしまったと思います。





直面したできないことをあえて気楽に捉えて、今できないことがある自分を受け入れて、

柔軟な選択肢を持った状態で、

じゃあどうするのか、と行動する。

そうすれば、どんな形だとしても、解決までもっていけたと思います。
解決するまで逃げずに立ち向かえたと思います。



追いコンで伝えた


人それぞれみんな強みも弱みもあって、絶対に全員、できることをもってる。

という言葉。



強みを生かすことと、弱みを認識することの
両方が必要だと思います。



強みも弱みも全部受け入れて、自分のことを直視できるからこそ、

確信を持って強みを見つけ磨いたり、弱みに対してアクションができるのだと、思います。







そしてチームのこと。


final4、立教戦。

立教が勝った。強かった。




その上で、

自分たちの小さいミス、細かいミスが重なった。

ミスが連続してしまったことが敗因だと思っています。



誰かがミスをしても誰かがフォローできればいい。

でもそのミスがミスのままになり、さらにミスが続いた。

ナイスプレーもある中で、

気づいたら、負けていた。



必要だったのは、早めに悪い流れを切るプレーだったと、私は思います。 



それはスーパープレーだけでなく、


1回のチェイスだったり

1回のミスボールフォローだったり

1本のパスキャだったり

1回のアプローチでDFラインを上げることだったり

1本のチェックでダウンボールを誘うことだったり


たとえ会場が沸くようなプレーでないとしても、
やるべきことを1人1人どんな状況でもきっちりやれることが、
確実に試合で流れを、勝敗を変えると思います。


どんな状況でも絶対チームとして全員がやる。それだけは徹底する。


まあできることだよねって普段流してしまいがちなことを、
練習から流さずに大切にしてほしい。




ミスが起きても、やるべきことをきちんとやることで凌いで、落ち着いて流れを持ってこれる。

そのようなチームにできなかったのは自身の力不足です。



後悔を、後輩たちにしてほしくないです。

同じことは繰り返さないでほしいです。





これら全て、終えてしまった今思うことで。
それが現役のうちに気づけていたらと思うけど、
気づけなかったのが現実で。


日本一をとるチャンスの残っている後輩たちの中に、
もし何かを感じてくれる人がいたら、とても嬉しいです。


24.25.26…と続く明治大学女子ラクロス部を、そこで頑張るみんなを、ずっと応援しています。


(引退試合、24.25.26と続く明治女子ラクロス部ずっと応援しています!)





最後になりますが、

未熟な私をたくさんご指導くださったコーチ陣、

たくさんの支援をしてくれた両親、

多くのことを学ばせていただき、今もずっと憧れの存在の20.21.22の先輩方、

4年間一緒に頑張ってきた同期、

頼れる可愛い後輩たち、

関わってくださった全ての方に、

心から感謝をしています。



ラクロスを通して得た経験、学び、そして何より出会えた仲間は、一生の宝物です。


本当にありがとうございました!

そして、今後とも明治大学ラクロス部の応援をよろしくお願いいたします!




#3   大輪遥可   ウミ