「いも掘りて
疲れたる

夜の筆づかい」






いも掘りをしたわけではないけど

疲れて字も書けないのは

この句と同じ。




生あくびばかり続いて

少し動けば立ちくらみ。

座れば胃が重い。



そんな、まるで

車酔いをしているような状態で

今日の1日の仕事を終えた。



脳貧血状態で

血流が悪いのだろうけど

何も対処もできず

息苦しくて

ひたすら深呼吸を繰り返してはいたが

我ながら

よく1日頑張って

さばけたと思える。




自分の体調が悪いときというのは

いつもなら何でもない事に

イライラしてしまうということは

誰もが経験しているだろう。

そして

そういう時に限って

何故かとても

忙しくなるというのも

あるあるなんだろう。




この体調で

トイレにもなかなか行けないくらい

忙しいと

イライラしても仕方ないとも

思えるが

何せ愚痴をこぼす人も

私のこの状態を

受け止めてくれる人は

いないのだから

自分で何とかするしかない。







帰宅して

ヒーターを足元に置いて

リクライニングを

倒した座椅子に

ひざ掛けを

被るようにして座る。


いや、この角度は

寝ている?か。



足元があたたまりだして

少し気分も落ち着いてきた所で

テレビをつけたら

追悼谷村新司特集は

泣くしかない。