韓国語の助詞は日本語と違う部分もあったり、分かっていてもパッと出てこないこととが多いものです。

ここでは、間違いやすい助詞の使い方をまとめてみようと思います。

 

①  お母さん電話をします。

②  午前、会社電話をしました。

 

まずこの①②の文章を韓国語にしてみましょう。

日本語だと同じ助詞の『に』ですが、韓国語の文章にすると助詞が異なります。

 

①    お母さん電話をします。 엄마한테 전화해요.

②    午前、会社電話をしました。 오전에 회사 전화했어요.

 

まず、①と②を見てみると、①は『お母さんに』、②は『会社に』で、①が人、②が事物になります。

このような場合の『に』は、人=한테 / 事物=에になるので覚えておきましょう。

 

そして、この한테ですが、에게でも可能です。한테と에게を比べると、에게の方がフォーマルな形になるので、その人との関係や状況によって使い分けると良いですが、普段の一般的な会話では『한테』が使えれば問題ありません。

また、한테は書き言葉では 에게に変わるので注意です。

そのため、手紙を書く時も、必ず〇〇에게と書き『〇〇に(へ)』と表現します。

〇〇한테 はNGです。

 

 

 

では、한테(에서) / 에の使い方が分かったので、レベルアップとして敬語ではどうなるか考えてみましょう。

 

 

③    社長Eメールを送ります。

 

 この文章だと、社長=人なので、한테(에서)だということが分かります。

ただ、相手が社長になるので、助詞も敬語にしなければなりません。

日本語では助詞を敬語にするって何?て感じですが、韓国語だと助詞も敬語にしちゃうところが面白いところですね(笑)

한테(에서)の敬語は께になるので、

 

③    社長Eメールを送ります。사장님 이메일을 보냅니다.になります。

 

訂正   最終文 (에서 ❌) ⇨ (에게)

 

1日10分韓国語本