意見がぶつかり合うことって、お互いの「正しさ」に変えようとしている? | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

 
 
 
こんにちは!
人おこしカウンセラー&セミナー講師の
和田 博正(ひろまさ)です!



木曜日は、
テレビドラマ「嫌われる勇気」の
第6話が放送されましたね!
 
 
 
 
 
 
アドラー心理学の理論の中で出てくる
言葉の説明が、より深みを増していると
私には伝わってきます!



私は、回が重なっていくに連れて
ドラマ脚本を書かれた人は
書籍「嫌われる勇気」を
何とかしてドラマで表現したい、
という気持ちを感じてきました!



第6話の感想などは
また詳しく書かせて頂きます!






今日は、先日
ドラマ「嫌われる勇気」に対して出された
「抗議文」の問題から、
私なりに感じた「寛容」について
書いてきました!



「正しい」って誰の基準? 「正しい」ことは押し付けていいの?
 
 
 
 
 
 
「正しい」って誰の基準?
 
 
ドラマ「嫌われる勇気」に対する
「抗議文」の件で言えば、
「正しさ」は

『アドラー心理学の内容を正確に伝えること』

でしょうか!



アドラーさんが作った
「個人心理学」の内容を
寸分漏らさず伝えること、を
担っている学会からすれば、
間違った内容を伝えられることは
許せないのでしょう!



「正しい」







「間違い」



「正しい」って誰の基準だったっけ?



学会がいう「正しい」が
アドラー心理学の「正しい」なのかな~?
 
 
 
 
 
そもそも、比較できることなんでしょうか?
 
 
少し前、奇しくもちょうど1年前に
アドラー心理学は
NHKの「100分de名著」という番組で
「人生の意味の心理学」という
著書について放送されていました!

↓↓↓↓↓

たくさんの方々に見てもらいたいですね!
 
 
 
NHKが放送し、
なおかつ、
アドラー自身の著書について
紐解く番組ですから、
この内容に「間違い」があっては
ならないと思います!
 
 
 
 
 
 
しかし、今回は
書籍「嫌われる勇気」を原作に
テレビ用に脚本化された
フィクションドラマなわけですから、
どこまで正確性を求めるか?



と、色々と真剣に考えてきましたが、
そもそもぶつかり合うこともない
「ドラマ制作と学会」



議論する土俵が違っているように
思えませんかね?
 
 
 
 
 
この「抗議」問題から感じたこと!
 
 
私たちは、時に
「正しい」⇔「間違い」で
ぶつかり合うことがあります!



家庭においても、
職場においても、
友達関係でも、
恋人関係でも!



「正しい」=「正論」を武器に
色々なことを押し付けたり、
言い負かせようとしたり、
威圧したりしていませんか?



以前は、私がしていたことです!



「正しい」ことを引き合いに出せば
何でも自分の意見を通せる、と思っていた!



だから、世の中の「正しい」に強く依存していた!



名前に「正」が入っているから仕方ない、のか?(笑)



「正しい」ことは、
それぞれにあると思いますが、
自分が思っている「正しい」だけが
世の中の「正しい」じゃない!



私たちは「主観」の中で生きていると言いましたが、
それぞれに持つ「主観」が
人ぞれぞれに「違う」のです!



そして、人それぞれの「正しい」も
どこか似ているようで「違う」!



人の「正しい」を認めたり
人の「違う」を受け入れたりすると、
自分の「正しい」が損なわれるわけではなく、
新たな「正しい」が生まれることを
私は知ることができました!




なので、自分の「正しい」を否定したり
人の「間違い」を指摘することは
少なくなりました!



少しだけ「寛容」になれた、かな?
 
 
 
 
 
 
これを読まれているあなたも、
「正しい」「間違い」の議論に
出くわしたら、
「寛容」になってみて!





寛容とは

 自分の価値観は絶対的なものではないことを知り
 他者をそれで計ることをせず、
 また、他者に押しつけないこと




そうしたら、いつもぶつかり合っていた関係が
変わってくると思いますよ!





最後までお読みいただき
ありがとうございました!
 
 
 
 
 
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