カナダで開催されている、W杯女子サッカー大会で
なでしこジャパンが2大会連続の決勝戦進出を果たしました!
準決勝の相手は、これまでになでしこが2敗2分と
1度も勝ったことがないイングランドとの1戦です。
前半31分、有吉選手へのファールでPKを獲得!
これを、キャプテン間宮選手が左隅に決めて、
なでしこが先制しました。
しかし、前半39分に大儀見選手のプレーがファールとなり
逆にPKを与えてしまうことに。
GK海堀選手が右に反応しましたが、届かず同点に追いつかれます。
1-1で前半を終え、後半に入るとイングランドの猛攻に合いますが
GK海堀選手のファインセーブやゴールポストに助けられ
少しずつチャンスを作り始めました。
後半24分にチーム最年少の岩渕選手が入ると、「流れ」を引き寄せ
なでしこの攻撃に厚みが出てきました。
しかし、時間は無情にも過ぎ、後半もアディショナルタイム(3分)に突入した
1分に、川澄選手からの大儀見選手への縦パスをイングランドDFが
自ゴール側へクリアしますが・・・・・。
このボールが、イングランドゴールのポストに当たり、跳ね返ったボールは
ゴールマウスに吸い込まれるようにイングランドゴール内に落ち、
「GOOOAL!」
なんと、オウンゴールでなでしこに決勝点がもたらされました!
こうして、なでしこジャパンは2大会連続決勝戦進出を果たしました。
決勝戦の相手は、ロンドンオリンピックで金メダルを奪われ、
前回大会準優勝のアメリカとなりました。
なでしこはイングランドに勝利しました。
しかし、その裏でオウンゴールを許してしまったイングランド選手がいます。
彼女は懸命のクリアでなでしこの攻撃をかわそうとしましたが、力及びませんでした。
でも、彼女のプレーは決して責められるものではないことを付け加えたいと思います!