ブラジルW杯C組の決勝トーナメント進出チームが確定し、C組のザックジャパンは、1分2敗の勝ち点1でグループリーグ敗退が確定しました。
試合内容については、まだご覧になっていない方もいらっしゃると思いますので
差し控えさせて頂きますが、とても残念な結果であるとともにこれが現実なんだと思いました。
まだ、E組、F組、G組、H組の最終順位が確定していませんが、既に前回大会優勝のスペイン、
強豪イタリア、イングランドもグループリーグ敗退が決定しています。
日本代表は、1998年のフランス大会以降5大会連続で出場し、大会を追うごとにレベルを上げてきたことは
紛れもない事実ではありますが、それ以上に他国も同様に実力を上げていることを改めて感じさせられたのではないでしょうか?
今日の試合で敗れたコロンビアは、フランス大会以降4大会ぶりの出場と今大会にかける思いは大変に強かったのだと思います。
コートジボアールもこれまでグループリーグを突破したことがありませんでした。
ギリシャも同様でしたが、今日の結果でコロンビアとともに決勝トーナメントへ初めて進出します。
それぞれの国がそれぞれの威信をかけて臨んだ4年に1度の大舞台で、2回も決勝トーナメントに進出している日本には、
「今回も決勝トーナメントに進出して当然」という見方が強かったのは否めないと思います。
しかし、どんなに強豪などと言われていても敗退していくのがW杯なんだと思います。
ザッケローニ監督が「采配のミス」とコメントしているようですが、私は監督自身が今回の敗北は
自分にあることを自らが言うことで選手全員を守っているように感じました。
勝って結果が残れば賛辞を贈られますが、負ければ戦犯探しが始まることを予期しているように思います。
でも、今大会でのザックジャパンは現段階でできることをやったのではないかと思います。
それが、100点満点ではなかったとしても。
ザックジャパンはこれで姿を消すことになりましたが、まだW杯が終わったわけではありません。
これからの決勝トーナメントでの他国の戦い方を分析して、侍ブルーには何が足りないのか、
4年後のロシア大会に向けてどんなチームにしていくのか、既に敗退したチームは次の大会に向けて
動き出さなければいけないと感じました!