プロ野球日本シリーズ第7戦、楽天が巨人を3-0で破り日本一に輝きました！
星野監督は、4度目の挑戦で初の日本一監督となりました。
最終第7戦は、第3戦と同じく楽天：美馬学投手、巨人：杉内俊哉投手の投げ合いで
始まりましたが、いきなり1回表に美馬投手がピンチを迎えました。
先頭バッターの長野久義選手にデッドボールを与えると、松本哲也選手に
送りバントを決められ、1アウト2塁となりました。
3番の高橋由伸選手の当たりはショートゴロでしたがこれを松井稼頭央選手が
ファンブルし、1アウト1・2塁に！
続く阿部慎之助選手のピッチャーゴロの間に2アウト2・3塁となり、
5番：村田修一選手をフォアボールで歩かせ、2アウト満塁に！
第6戦では当たっていた6番：坂本勇人選手でしたが、センターフライに倒れ、
先取点を奪えませんでした。
その裏、杉内投手は1番：岡島豪郎選手、2番：藤田一也選手を打ち取りますが、
3番：銀次選手にデッドボールを与え2アウト1塁に！
続く4番：ジョーンズ選手にツーベースヒットを打たれ2アウト2・3塁に！
5番：マギー選手の当たりはショート坂本選手の守備範囲でしたが
バウンドに上手く合わしきれずエラーとなり、楽天に先制点が入ります。
続く2回裏にも嶋基宏選手にフォアボールを与えた後、中島選手に
タイムリーを打たれ、追加点が入りました。
その後、4回裏に牧田明久選手にホームランを打たれ3-0と引き離されました。
しかし、巨人打線は6回まで美馬投手に1安打に抑えられ、7回・8回は
驚くことに再び則本投手がマウンドに！
しかし、この試合では則本投手を攻略できず、9回表の攻撃を残すのみとなります。
それ以上に驚いたのは、昨日の第6戦で160球を投げたマーくんこと
田中将大投手がマウンドに！
村田修一選手、ロペス選手が意地を見せるヒットを放ち2アウト1・3塁まで
追い詰めますが、最後のバッターとなった矢野謙次選手を三振に取り
楽天球団創設9年目、日本シリーズ初出場で初優勝を飾りました！
巨人は最後の最後まで楽天を追い詰めて日本一連覇の夢を繋ぎましたが、
故川上哲治さんが監督以来の日本一連覇は成し遂げられませんでした。
1つこのシリーズで目覚めなかった阿部慎之助選手の不調が最後まで
尾を引いたシリーズになったと思いました！
しかし、マーくんの連勝記録とともにパ・リーグ優勝、CS優勝、日本一と
楽天は東北のみなさんの声援を受けて勝ち切ったのだと思いました！
本当におめでとうございます！
また、両チームのみなさん感動的な7試合をありがとうございました！