F1第7戦カナダGPで悲しい出来事がありました! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

アドラー心理学を実践して、これからの人生をよりよく生きていくために、「自分おこし」をしています。
「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

メルセデスAMGのシーズン中のテスト走行実施でFIAは国際法廷を6月20日に開くことが
決まった波乱含みのF1ですが、第7戦カナダGPで悲しい出来事が起こってしまいました。

レース終盤にザウバーのE.グティエレスのマシンをレース終了後にクレーンで
撤去作業中に誘導していたコースマーシャルが通信用の無線機を落とし、それを
拾おうとしてクレーン車にひかれてしまったそうです。

長いF1の歴史の中でも、マシンがクラッシュして巻き込まれコースマーシャルが
亡くなる事故は2000年イタリアGP、2001年オーストラリアGPで起こっていますが、
レース終了後にマーシャルが亡くなる悲劇は初めてだと思います。
ドライバーが命を張ってレースをしているのと同じく、コースマーシャルも
サーキットの安全のために身体を張って仕事をしているからこそ、F1のレースは
支えられているだけにこの訃報はF1を愛するものとしても大変残念で悲しい出来事です。
亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。


レースは、第2戦以降メルセデスAMGに奪われていたポールポジションを
S.ベッテルが今シーズン3回目、通算39回目の獲得となりました。
決勝レースは、そのままポールトゥーウィンでベッテルが今シーズン3勝目、
通算29回目の優勝を果たし、ポイントランキングトップをキープしました。
2位にはフェラーリのF.アロンソ、3位にはメルセデスAMGのL.ハミルトンが
入りました。

決勝レース結果は以下のとおりです。

【決勝レース結果】
1:S.ベッテル        レッドブル
2:F.アロンソ        フェラーリ
3:L.ハミルトン       メルセデスAMG
4:M.ウェバー        レッドブル
5:N.ロズベルグ       メルセデスAMG
6:J.ベルニュ        トロ・ロッソ
7:P.ディ・レスタ      フォース・インディア
8:F.マッサ         フェラーリ
9:K.ライコネン       ロータス
10:A.スーティル      フォース・インディア
11:S.ペレス        マクラーレン
12:J.バトン        マクラーレン
13:R.グロジャン      ロータス
14:V.ボッタス       ウィリアムズ
15:D.リチャルド      トロ・ロッソ
16:P.マルドナード     ウィリアムズ
17:J.ビアンキ       マルシャ
18:C.ピック        ケーターハム
19:M.チルトン       マルシャ
20:E.グティエレス     ザウバー


【リタイア】
N.ヒュルケンベルグ     ザウバー
G.ヴァン・デル・ガルデ   ケーターハム



次戦第8戦イギリスGPは6月28日から開幕するため、メルセデスAMGのテスト走行に
対するFIA国際法廷の裁定如何によってはイギリスGPをどのような形で迎えるのか
分かりません。