やはり、「クレーの王様」と称されるだけの実力者ですね! | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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全仏オープンテニス男子シングルス準決勝は、全仏7回(4連覇と3連覇)の優勝を誇る
「クレーの王様」R.ナダル選手と、世界ランク1位でグランドスラム6回優勝の
Nジョコビッチ選手が対戦しました。
※ジョコビッチ選手は、グランドスラムで唯一全仏だけ優勝がありません。

両者の対戦は、初優勝への意地とクレー王者の意地のぶつかり合いになり、
第1セットから激しい試合展開となりました。

第1セット6-4、第3セット6-1を取ったナダル選手でしたが、
第2セットは3-6と落としました。
第4セットは第12ゲームでナダル選手のサービスゲーム。
これを取れば決勝というゲームを、ジョコビッチ選手にブレークされ
6-6となりタイブレークに持ち込まれてしまいました。
タイブレークでは、ジョコビッチ選手に主導権を取られてしまい3-7で第13ゲームを
奪われ、セットカウント2-2のタイとなり第5セットへ!

第5セット第1ゲーム、ナダル選手のサーブゲームをジョコビッチ選手が
ブレークして始まりましたが、第8ゲームを終わった時点で4-4のタイとし、
その後は一進一退が続き、第16ゲーム(ナダル:8-ジョコビッチ:7)まで
いきましたが、このゲームをナダル選手がブレークして試合は終わりました。

まさに「激闘」と呼ぶにふさわしい4時間37分の大一番はナダル選手が制しました。

ナダル選手の今シーズン史上初の大会9連勝をモンテカルロ・マスターズで阻止し、
唯一グランドスラムで優勝のなかった全仏にナダル選手を破って飾りたかった
ジョコビッチ選手ですが、今大会では果たせませんでした。

これで、ナダル選手は全仏オープンで58勝1敗とし、史上初の全仏2度目の4連覇と
史上タイとなる8勝目をかけて同じスペインで世界ランク5位のダビド・フェレール選手と
決勝戦を戦います。