今年のF1は面白くないな~、と思っていましたが・・・・・。 | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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ホンダがF1復帰に沸く中、2013年のF1はピレリタイヤに批判が集まり、
「速い」はずのF1が速さではなく戦略で戦っていることに少し違和感を感じていましたが、
浜ちゃん(釣りバカ日誌のではないですよ!)のコラムを読んで
目からウロコの思いがしました。

※詳しくは、下記をご参照下さい!
侍エンジニア:浜島裕英

かつてはブリヂストンのモータースポーツ・モーターサイクルタイヤ開発本部長で
現在はフェラーリのビークル&タイヤ・インタラクション・ディベロップ・ディレクターとして
車体とタイヤの相互関係を研究開発浜ちゃんまたはハミーこと「浜島裕英」さんが、
第5戦スペインGPでのアロンソの優勝を確信していたそうです。

ブリヂストン時代グッドイヤーとのタイヤバトルの中、1997年のスペインGPで
ブリヂストンタイヤはO.パニス選手の予選12位が最高位だったそうです。
この時、ブリヂストンユーザからは
「こんなタイヤでは戦えない!」
と、厳しく批判されたそうですが、決勝レースではパニス選手が12位から
2位表彰台を獲得するに至ったそうです。
この時、浜島さんは涙したそうです。

そして、16年後の今年同じサーキットで、予選では5番手だったF.アロンソ選手が
見事に優勝を果たしました。
しかし、アロンソ選手が決勝レースでファステストラップを出すほど速かった
訳ではありませんでした。
ここには、16年前にブリヂストンタイヤで培った経験がフェラーリのタイヤマネージメントを
任される浜島さんの緻密な戦略の賜物だったとのことです。

F1には、戦略のスペシャリスト:ロス・ブラウン(現メルセデスAMG テクニカルディレクター)、
空力のスペシャリスト:エイドリアン・ニューウェイ(現レッドブル チーフ・テクニカル・オフィサー)
などドライバー以外にも様々なプロ集団の中で最高と言われる人たちが
サーキットの外、ピットの中で戦っていることを忘れていました!

M.シューマッハの黄金時代はロス・ブラウンとともに、
S.ベッテルの黄金時代はエイドリアン・ニューウェイとともに
成し遂げられています。

今年のF1がピレリタイヤのワンメイクであることで、もしかしたらF.アロンソと
浜島裕英さんの手でタイヤマネージメントによるチャンピオンが誕生するかも
しれませんね!

※参考文献:NumberWeb F1コラム「F1ピットストップ」より