みなさんのお家も古くなるとリフォームされたり、建て替えをされたり
すると思いますが、神社も決められた期間ごとに建て替えを行います。
この建て替えのことを「遷宮」(せんぐう)と言い、
各神社ごとにその期間は違います。
先日、秋篠宮様の眞子様がご参拝された「伊勢神宮」は
690年から代々、20年に1度「遷宮」が行われています。
伊勢神宮は、現在「遷宮」の最中で、2013年(平成25年)に
新しい社殿にお戻りになられる正遷宮が行われます。
出雲大社は、659年から60年に1度「遷宮」されますが、2008年(平成)に
仮社殿にお移り頂いて、こちらも現在「遷宮」の真っ最中です。
新社殿完成後、2013年(平成25年)伊勢神宮と同じく正遷宮が執り行われます。
この、遷宮を行うに当たり2000年に社殿周辺の調査を行ったところ、
1本約1.4mの柱3本が束なった宇豆柱(うずばしら)の跡があることが分かり、
この柱を基に当時の社殿を推測すると下記のような社殿があったのではと、
大変注目されました。
これらは、柱の分析や出土品から1248年(宝治2年)に造営された
本殿である可能性が高まったそうです。
現在存在するどの社殿よりも高くそびえ立つこの造りは、
神々が集う社殿に相応しいものだったのでしょうか?
出雲神話のロマンはまだまだ奥が深いです!!!