みなさんのお近くも紅葉が見ごろのところ、これから見ごろを迎えるところが
あると思います。出雲地方の紅葉の見どころと言えば、出雲大社の近くに
鰐淵寺(がくえんじ)が有名ではないでしょうか。
その鰐淵寺に、紅葉狩りに行ってきました!
今年は、暖かい日が続いたせいか、いつもより紅葉の色付きが遅いようです!
このお寺は、594年(推古2年)に推古天皇の眼疾をこの寺が経つ場所から
奥にある浮浪の滝に祈って平癒された報賽として建立された勅願寺です。
平安時代初期、伝教大師が比叡山に天台宗を開かれると、いち早く
その法門に帰依して日本で最初に延暦寺の末寺となりました。
武蔵坊弁慶がここで18歳から3年間修業し、その後比叡山に登ったと
伝えられています。
出雲大社の別当寺などをつとめ、後醍醐天皇を隠岐の島から救出した頼源、
毛利元就の尼子攻めに助力を惜しまなかった栄芸を初め、多くの名僧、傑僧を
輩出しています。
武蔵坊弁慶を始め、源義経、北条時宗、名和長年、尼子経久、毛利元就、
毛利輝元、吉川元春、小早川隆景などの武将の帰依のあった蔵王信仰に始まり、
薬師・観音の至る歴史と伝統に輝く古刹です。
出雲へ旅お越しの時はぜひ足を運んでみて下さい!