みなさんも電車の運転士になってみませんか? | 自分おこしで人おこし(アドラー心理学)

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「自分おこし」は、やがて周りの人たちをも「おこし」ていきます! 
これが「人おこし」 です!

10/12にブログで、一畑電鉄(愛称:畑電 ばたでん)を舞台にした、
映画「RAILWAYS ~49歳で電車の運転士になった男の物語~」で
中井貴一さんが運転していた「デハニ50形」を紹介しました。

その「デハニ50形」を運転体験出来るのをご存知でしょうか?

詳細はこちらをご参照下さい!

※運転体験コースには、各コースがありますので上記サイトより
 ご確認して下さいね!(事前に予約が必要です!)

まずは、松江しんじ湖温泉駅もしくは電鉄出雲市駅から雲州平田駅に
もちろん「ばたでん」に乗って行きました。

松江しんじ湖温泉駅
5000系

私が、今回参加したのは1日コースだったので、午前中に運転にかかわる講習、
整備や点検等をする構内の見学をさせて頂きました。
1日コースには、昼食が付いていますが、これが一畑電鉄の駅弁で
その名も「バタ弁」を美味しく頂きました!

バタ弁

そして午後からいよいよ運転体験です。
運転体験する車両は、「デハニ50形」の中でも53形という車両です。
※出雲大社駅に展示されている車両は上記よりも古い52形だそうです。

デハニ53形
車内

ここで、「デハニ」ってなんの名前?、と疑問をお持ちの方もいらっしゃると
思いますので、紹介させて頂きます。
もともと、旧国鉄時代に各車両を略称で表すためにつけられたものです。
デ:電動機による車両
ハ:3等車両(イ:1等車両、ロ:2等車両)
二:荷物車(昔は、デハニに牛や行商の魚などを運んだそうです。)
みなさんも、キハとかモハなどなど車両の側面に書いてあるのを
見られたことがあるかと思います。
これにも同じようにそれぞれのカタカナに意味が込められています。
現在では、数字による表示に変わってきています。
※一畑電車も、2000系、3000系、5000系の車両を持っています。

電車の話はこれくらいにして、運転体験に話を戻します。

運転士1

運転席は、とても狭く私のような身長が高い人は少し窮屈でした。
発車は、マスコンを動かせばモーターが周り簡単に進めることができますが、
問題は電車を止めることです。

運転士2

デハニは、空気の圧力をブレーキシューに伝えて止める構造になっています。
この空気の圧力を調節するのが右手に持つレバーで行うのですが、
これが非常に難しかったです。
圧力を加え過ぎると停止位置より手前で止まってしまうし、
逆に圧力が足りないと停止位置をオーバーしてしまいます。
講師の方もおっしゃっていましたが、これは経験と勘で身体が覚えるとの
ことでした。
1日コースでは、専用の線路150mを1往復するだけだったので
この1往復ではコツを掴むのは非常に難しいです。
運転体験コースには、1日コースの他に2日コース、マスターコースがあり
1度体験運転を受講すると、次回からはマスターコースを受けることができます。

なお、映画に出演された中井貴一さんを始め、ほんじゃまかの石塚さん、
TBSの安住アナなども撮影ではありますが、運転を体験されたそうです。

参加者の方はやはり男性が多いそうですが、女性の方もいらっしゃるそうです。
で、女性の方が上手い方が多いとおっしゃっていました。

みなさんも、ご興味がある方はぜひ観光のプランの中に入れてみては
いかがでしょうか?