半年ぶりの遠征…そにょ⑱~完結~ | ヘタレ車掌の戯言

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前回記事の続きです。

 

・・・西鉄電車天神大牟田線三沢駅から・・・

 

西鉄3512 三沢駅 20191103

西鉄電車3000形ク35152の西鉄福岡(天神)行き普通(筑紫駅から急行)に乗車し、薬院駅で下車します。

 

~薬院駅で福岡市地下鉄七隈線にのりかえ~

 

福岡市営地下鉄七隈線は、西鉄電車天神大牟田線西鉄福岡(天神)駅の南寄りにある天神南駅から西区の橋本駅までを結ぶ福岡市3路線目の地下鉄で2005年に開業、現在は天神南駅から博多駅までの延伸工事が進められています。空港線と箱崎線は、空港線が国鉄JR九州筑肥線と相互直通運転を前提に整備された路線であること、箱崎線は空港線と直通運転および車両の共通運用が前提(箱崎線からJR九州筑肥線への直通はありません)となっていることから車両・構造物の規格が国鉄との協議に基づいたものとなっている一方で、七隈線は他路線のと直通が想定されていないことと建設費抑制のためにリニアモーターを用いた小断面規格を採用しています。また、開業当初よりATО(自動運転)・ホームドアを完備して全面ワンマン運転を実施しています。現時点で他路線との接続駅が天神南駅(福岡市営地下鉄空港線と西鉄電車天神大牟田線、薬院駅が西鉄電車天神大牟田線)のみで、ショートカット的に利用できる区間がなかったので乗車したことがなかったのですが、今回初めて乗車してみました。

 

福岡市3101 薬院駅 20181103

福岡市営地下鉄3000系3101の橋本行きに終点の橋本駅まで乗車します。

空港線・箱崎線のホームドアは後年の整備で、列車が停まる範囲以外はパイプ状の柵なのである程度電車も撮りやすいのですが、こちらは開業当初よりの整備でしかも列車が停まらない範囲も壁状の躯体が設置されているのでちょッと撮りにくい感はありますね。途中別府駅あたりまでは国鉄筑肥線の1983年に廃止された区間と近接して通っていて、その先は南下してまた西に進むという経路を辿り橋本駅に向かいます。橋本駅から他の鉄道路線への接続はないものの、西鉄バス福岡市地下鉄空港線・JR九州筑肥線姪浜駅方面へ抜けることができるようです。が、今回はいったん駅を出てみたものの来た道を戻ります(笑)。

 

福岡市3603 橋本駅 20181103

福岡市営地下鉄3000系3603の天神南行きに終点の天神南駅まで乗車します。

ステンレス製無塗装の空港線・箱崎線と異なり、七隈線は全面塗装のアルミ製の車体です。リニアモーターの小断面地下鉄は、大阪市、東京都、神戸市に続く4都市目の路線であり、既に珍しい存在ではないのですが、ドイツの工業デザイナーが手掛けた車体デザインは丸みを帯びた前頭部やカラーリングは異国の地下鉄のようにも見えますね。それは外観だけでなく車内も・・・

 

福岡市3603車内 橋本駅 20181103

ロングシートながらセパレート状の形状なのは、JR九州の電車みたいですね。車内の色が温かみがあるように見えるのは、室内灯が電球色だからなのですが、これが時間帯によって変化するものなのか終日なのかはわかりません。

この電車で最も驚くところは・・・

福岡市3603車内乗務員室後部 橋本駅 20191103

なんと乗務員室後部の仕切り構造が壁でなくこのような形態になっていることではないでしょうか?

通常、地下鉄は車内の明かりが前面窓に映りこまないように進行方向側は遮光幕を閉めたり、運転士背面を機器スペースとして窓なしの壁にしたりするのが一般的なのですが、この路線は全駅ホームドアが設置されていて人身事故の可能性がほぼゼロなのと、自動運転であり運転士は駅停車時以外ほぼなにもしないからなのか、遮光幕がなくご覧の通りです。運転台機器も新交通システムの車両のように鍵付きのカバーで覆われる構造となっていて、最後部となる際には前進時に侵入防止のパイプがかけられている範囲にも立ち入り可能となります。そのような構造だからなのか、前面行先表示の裏側には旅客案内用のLCD画面が設置されています。

 

終点の天神南駅で下車した後は、天神地下街を歩いて福岡市営地下鉄空港線天神駅に向かいます。駅名が異なることからわかるようにあくまでも天神南駅と天神駅は別の駅で500m.以上離れているのですが、両駅間は乗り換えが可能で、改札出場から入場まで120分以内であれば1乗車扱いになります(普通券の場合は出場時にのりかえ改札機を利用しないと回収されてしまいますのでご注意を)。

 

福岡市2506 天神駅 20181103

福岡市営地下鉄2000系2506の福岡空港行き普通に終点の福岡空港駅まで乗車します。この電車が今のところ、九州で最後に乗った電車に(笑)。

 

~福岡空港で飛行機にのりかえ~

 

福岡空港からは全日空JA825AのANA272便羽田空港行きに搭乗し、福岡の地を後にしました。

 

これにて2018年のHKT48秋𠮷優花ちゃんの生誕祭を主たる目的とした2018年10月30日~11月3日の九州遠征は完結になります。前回の九州遠征まではLCCのジェットスター利用だったのですが、今回は誕生月枠で早めに当選していたこと、前回、福岡の秋𠮷優花ちゃんオタの方から、LCC利用とホテル手配を別々にするよりパックの方が安いと聞いて、今回は初めて全日空(ANA)の旅作を利用してみました。4泊5日で往復の航空運賃と薬院の駅近ホテル宿泊で52500円はまあまあでしょうか?。LCCではないので、機内持ち込み荷物の制約も緩めで機内サービスも安かろう○かろうでもなかったですし(笑)。しいて言えば羽田空港6:25という時刻で手配してしまったので、どうやって間に合うように羽田空港に向かうかが心配になったのですが、そちらは北千住駅からのバスでなんとかなりました。今年も同じ時期に秋𠮷優花ちゃんの生誕祭があるはずなので、その時期にまた福岡に行くことになるかと思います。当選すればですが・・・(笑)。

 

半年も前から長々とお付き合いいただきありがとうございました。