ジェントルピンクって!? | ヘタレ車掌の戯言

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今日は公休だったので、あまり天気はよくなかったものの、巷でウワサの(笑)ジェントルピンクなヤツをストーキングしてきました。

そもそもジェントルピンクって何ぞやって思うところですが、千葉県松戸市の松戸駅と習志野市の京成津田沼駅の間をクネクネしながら結んでいる新京成電鉄が6月から採用しているミ○ズみたいなシンボルマークから採用している新たなコーポレートカラーで、新京成電鉄公式HPによると、“親しみやすくやさしく暖かい”イメージとして採用されたようです。実際にみた感じでは、京王井の頭線のサーモンピンクのような淡い色合いでもなくや国鉄時代より交直流電気機関車や交直流急行型電車のローズピンクみたいなくすんだ感じの色合いでもなく、鮮やかかつはっきりした色合いかと思います。
シンボルマークから始まって、駅名看板もこのジェントルピンクに改められつつあり、ここにきて電車もこの色に統一されることとなりました。上半のホワイトはアイボリー調ではなくあくまでもホワイトのようで(トーン的にいくらかグレー寄りの色合いかもしれません)す。ステンレス車体の8900形N800形については、床面高さと窓下の範囲でこの2色を配するようです。

新しいカラーは今月29日からお目見えしており、今後4年かけて全編成をこのカラーリングに統一するそうです。

で、早速公休の今日、撮影に行ってきました。

ニューカラー1本目は8800形の8816編成です。この編成は2006年から始まった8800形6両編成化により既存の8両編成から外された中間車2両(電動車と付随車)を3編成分(8両編成時代の8880編成、8888編成、8896編成)まとめて改造して組成された編成で、8804編成、8808編成、8812編成も同様の経緯で出現しています。
京成千葉線直通対応編成なので、新京成線のみならず、京成千葉線にも直通しています。
ちなみに今日は京成千葉線に入らない運用でした。

まずは松戸駅から8800形の京成津田沼行きに乗車し、どこで撮ろうか考えていたところ、ここはよさそうだと三咲駅で下車し、三咲駅の二和向台駅寄り踏切の山側で撮影開始です。


京成千葉線直通カラーの8000形クハ8513の千葉中央行き
1978年度から1985年度にかけて9編成導入された8000形も、廃車により現在は4編成のみとなりました。
現存する編成は全て京成千葉線直通仕様となっており、京成線内で使用している列車無線(空間波の新京成と異なる誘導無線)関係機器の他、京成線内で使用する運行番号表示器、回送などで使用することを想定した(京成千葉線は普通のみの運転)急行灯を装備しています。京成千葉線直通仕様であることを判別できるように前面窓周囲と側面窓下のラインはブラウンから赤みの強いマルーンに変更されました。また、1978年度と1979年度に導入された2編成は抵抗制御・発電ブレーキを採用し、1981年度以降導入の7編成は界磁チョッパ制御・回生ブレーキを採用していましたが、2007年度から5編成がVVVF制御に改造され、未改造の4編成は1012年度までに廃車されています。また、VVVF制御に改造された編成も1編成が2013年度に廃車されています。

なぜジェントルピンクの編成と関係ない画像を・・・と突っ込まれそうですが、本来はこんな感じで撮りたかったのです。が・・・

この場所は日中のダイヤパターンで上下列車が離合しやすい場所らしく、肝心のジェントルピンクは・・・


ジェントルピンク第一号の8800形クハ8816-1の京成津田沼行き
上り(松戸方向)には京成千葉線直通仕様カラーの8800形が・・・

京成千葉線に直通しない運用は、日中パターンですと2時間で一回りしますので、この間に次の場所へ・・・
で、三咲駅からN800形の松戸行きに乗車し常盤平駅で下車します。常盤平駅から五香駅方面に歩いた直線部分の歩行者・自転車専用踏切付近で撮影。


8800形クハ8816-6の松戸行き

この場所では、踏切から京成津田沼行きも撮影したのですが、ボケがひどかったので削除(笑)

で、こんどは常盤平駅前を通過し、八柱駅方向へ線路沿い山側道路の歩道をテクテクと歩き、“森のホール”付近にて撮影


8800形クハ8816-6の松戸行き
ちょっとカメラの向きが左過ぎたかな??

ちなみにカラーリング変更について、公式HPではアナウンスされているものの、駅や車内のポスターでの告知は一切なかったです。
三咲駅付近で通りがかったオバサマは新しいカラーに驚いた様子でした。

すでにジェントルピンク第二号として8900形も8918編成が出現していますが、こちらはまだ運用されていないようです。