ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇ピンク薔薇
さいたま市北浦和
おうちパン教室キャンディ
菊田玲子です。
吉永麻衣子先生考案のおうちパンを
皆さまへお伝えしております。
天然酵母
『りんご酵母ちゃん』
のお話しです。
連続しておうちパンのお話し
じゃなくてごめんなさいね。

天然酵母ってご存知ですか?
我がおうちパン教室では、
インスタントドライイーストを使って、
パンを焼いていますが、
インスタントドライイーストは
はっきり言いますと、
人工的な酵母(パンの膨らます原材料)です。

天然酵母は野菜や果物、植物についている
細菌や栄養分を培養して作った
パンの膨らまし原料をいいます。

『全然意味分からない〜』
そうですよね。
説明しにくく、理解しにくくて
ごめんなさいね〜。

要は
インスタントドライイーストではなく、
りんごちゃんで、パンを作っちゃえ〜って事。

でしたー。

りんごから培養して
10日目でようやく出来上がります。

天然酵母仕込み
はじめに酵母液をつくります。
りんご
砂糖
浄水
たった、3つのみ。⬇︎
室温管理で、4日もすると
シュワシュワ〜って
だんだんだんだん、泡が出てきます。
1日に1回シャカシャカ振って、
空気を抜いてあげます。
まだまだ、4日は未完成。
香りはツーンと
これ大丈夫?って鼻をつくような
すっぱい香りです。

室温にもよりますが、
この時期は1週間しますと、
こんな感じに出来上がります。⬇︎


シュワシュワ〜
これこれ!
香りはお酒のようなフルーティ感
食物って生きてるだなぁって実感して、
すごく感動しますよ。

お花の種を蒔いて、
芽が出て花が咲いてって
そんな感じで生命を感じます!

この酵母液から、
元種を仕込んでいきます。
酵母液でパンは焼けないのー?
って、思いますが、
酵母液だけじゃパワーが足りないので、
強力粉と混ぜ、またまた培養して
パワーのある酵母を作ります。
強力粉+酵母液

まぜまぜ。
常温で倍量に膨らんだら、
一旦冷蔵庫へ

翌日、また、
強力粉と酵母液をさらに加え
まぜまぜ。
常温で倍量に膨らんだら
また、冷蔵庫へ

これを3日間続け、
翌日4日目から
ようやくパン生地作りに使用できます。
輪ゴムは倍量に膨らむ前の目印です。
生命を感じながらの酵母ちゃん作りと
観察は楽しいですよ〜。

この元種は 使っては継ぎ足ししてと
繰り返し、
状態がよければ約1ヶ月
冷蔵庫で保存できます。

昔のヨーロッパ人、
インスタントドライイーストがないころは
こうして植物を培養して
酵母を起こしてパン作りしていたんですよね。
頭が下がります。

次回は、
この元種を使って、
パンを焼いて行きますね〜。
りんご酵母はクセがなく、
どんなパンも作りやすい。
ですが、
フルーティな香りを感じたいので、
シンプルなパンを焼いてみたいと思います。

食育アドバイザー
ベジタブルフルーツアドバイザー
菊田玲子。