村上大祭 | 年金ホームレス全国道の駅巡り旅

年金ホームレス全国道の駅巡り旅

国民年金生活をボンビー旅で楽しむブログ

出発待ちの山車
村上特産の村上木彫堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)の枠を集めた“オシャギリ”と呼ばれる19台が各町内をねり歩く羽黒神社の祭礼の始まり。
・村上木彫堆朱とは「村上市において製造される漆器」
・堆黒とは「黒漆を厚く塗り重ねて文様を彫刻したもの」
・オシャギリとは「村上大祭に曳きだされる山車(だし)」
一番 久保多町(囃子屋台)
文化9年(1812年)。に建造。乗せ物は「住吉の景」で、大阪の住吉大社の景色を現した物。三味線、鼓、鉦、太鼓でお囃子を演奏する
二番 大町(しゃぎり屋台)
明治7年(1874年)に建造され、その後の大火で消失後、焼け残った部分を生かし、昭和9年に新たに塗と彫りが施された。乗せ物は「諫鼓に鶏」
三番 寺町(しゃぎり屋台)
寛政元年(1789年)に建造。乗せ物は「費長房」
四番 大工町(しゃぎり屋台)
寛政8年(1796年)に建造。乗せ物は「高砂の尉(翁)と姥」。見送りは「送り松」
五番 小町(しゃぎり屋台)
文化4年(1805年)に建造され、明治5年(1872年)の火災後、焼け残った部分を生かし明治6年(1873年)逐次再建。乗せ物は「大黒天」。見送りは「鶴の衝立」
六番 塩町(しゃぎり屋台)
安永元年(1772年)に建造。乗せ物は、中国の伝説上の生き物「猩々(しょうじょう)」。見送りは「大蓑亀」
七番 上町(しゃぎり屋台)
嘉永3年(1850年)に建造。乗せ物は「大梵鐘」。見送りは「双龍の彫刻」
八番 細工町(囃子屋台)
大正13年(1924年)に建造。乗せ物は「三番叟」。見送りは「若松」。お囃子の調子は三下り。
九番 安良町(囃子屋台)
寛政3年(1856年)に建造。乗せ物は「住吉の景」。見送りは「竜と虎」。お囃子は、二上りの「樂くずし祇園ばやし」
十番 小國町(しゃぎり屋台)
安永3年(1774年)に建造。乗せ物は「孟宗」。見送りは「桐に鳳凰」
十一番 鍛治町(囃子屋台)
寛政4年(1792年)に建造。乗せ物は「二見浦の景」。見送りと高欄には「立浪」
十二番 肴町(しゃぎり屋台)
宝暦10年(1760年)に造られた屋台で現存する屋台では一番古い屋台。乗せ物は「鯛に乗った恵比寿様」。見送りは「宝尽くし」
十三番 長井町(しゃぎり屋台)
明治2年(1869年)に古い屋台の部材を利用して、明治初年に再建。乗せ物は「布袋様」。見送りは、「雲と鶴の彫刻」
十四番 羽黒町(しゃぎり屋台)
平成10年(1998年)に建造。乗せ物は「大天狗」。見送りは「鳥天狗の彫刻」
乗せ物とは10・13に見られるように上に乗っている造り物
見送りとは、今回は山車の後ろ姿が無いので見られないが、山車の後ろの飾り付け。
十五番以降は明日に続く。