エレキギターの修理 1 | 機械の修理大好き

機械の修理大好き

壊れた機械は自分で直して使う(バイク、車、自転車、家電等)。ダムやヒコーキも大好き。バドミントンも気が付けば30年、あと何年できるやら。

「エレキギターの部品を直して欲しい」とKHさん。
 
見れば、メッキされた小さな部品。
「何これ」とワタシ。
 
ストラトキャスタータイプのエレキギターのブリッジである。(トレモロユニットとも言うらしい)
あーっ。レバーを操作して弦を緩め、微妙なビブラート出すやつ。
KHさんは、自身は弾けないがエレキギターが大好きという人で、ヤフオクを覗いてはせっせと買い込んでいるらしい。
 
イメージ 1
 
 
 
 
コレが問題のブリッジである。
支点となるなる穴が磨耗してピンが横から抜けたという。(当然だ)
 
重さと色から、亜鉛のダイカスト部品であることは間違いない。
溶接、ロウ付は多分できない。
(もちろんはんだ付けも)
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
穴があまりにも右寄りで、もとの肉厚は1mmぐらいであろう。
マヌケな設計である。
(反対に荷重がかかれば話は別だが)
 
 
 
 
 
 
 
当初の修理メニューは端っこを削って、2~3mmの板をボルト止めすればいーや。
と軽く思っていました。
ところが、弦を通す穴が邪魔でタップが立たずボルト止めできないことが判明。
表からなら可能だが、ボルトが丸見えでは・・・・・・
 
ナイ知恵を絞って考え抜いた末・・・・・。
 
イメージ 3
 
 
 
 
破れかぶれで真っ二つ・・・・ではない。
 
端から1,5mmにコンターマシンで切り込みを入れる。(穴にかからないように)
さらに、1.5mm幅で切込みを入れる。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
溝ができました。
弦の穴とギリである。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
1.5mm厚のステンレス板を切り取ります。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
さきほどの溝にはめ込みます。
軽圧入にできました。
コンターだけでこの精度。(自画自賛)
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
エポキシ接着剤で固めます。
固化したら、ピンを打ち込んで固定します。
しかし、そのスペースも極狭。
まあなんとかなるかな?
 
というわけで、固まるまで、ほっときしょう。