機械の修理大好き

機械の修理大好き

壊れた機械は自分で直して使う(バイク、車、自転車、家電等)。ダムやヒコーキも大好き。バドミントンも気が付けば30年、あと何年できるやら。

ガレージの整理をしていたら…

 

 

やたら重い箱からこんなのが出てきた。

 

そういえば、1トンの車重に12インチのブレーキというアトレーワゴンのブレーキをインチアップしようと最初に仕入れたムーブターボ用の13インチキャリパーです。

 

アトレーワゴンは欲張ってコペン用の14インチにしたので、結果余ったやつ。

 

ここまでやってあるのなら、効かないわけではないけど通勤用タントExeの12インチを13インチにしてみよう。

 

すでに9万5千kmを走っているので、パッドも替え時?かもしれない。

 

ローターも少しサビていたけど、すぐに見つかった。

 

しかし、ピストンやシール、ブーツ、ブリーダープラグなどの小物が見つからないゲロー

 

整理整頓をしていたのに、またあっちこっちひっくり返して…

 

3時間後、モンキーZ50Zの部品が入ったケースに紛れ込んでいたのを発見笑い泣き

 

なぜ、こんなところに…

 

無駄な時間をつぶしたけど、見つかって良かった。

 

 

ラバーグリスを塗ってシールを組付けて、ブーツはピストンを先に入れると組み付かないので、ピストンにかぶせておいてブーツのリップを溝にはめて、そのままピストンを押し込みます。

 

 

 

準備完了。

 

 

シムもパッド1個に2枚も。(もちろん、シムの間にはブレーキグリスを薄く塗っておきます)

 

 

ノーマルのシステムは12インチのソリッドディスク。

 

ローターとバッキングプレートの隙間が悲しい。

 

 

ピストンは、めいっぱい押し込んで(ディスクとこじるだけですが)フルードの節約。

 

パッドはまだ5mmぐらい残ってた。(15万kmぐらい無交換でいけたかも)

 

 

めったにお出ましにならないフランジの裏、少しサビがあったのでワイヤーブラシで落としてジンクリッチ塗料でさび止め。

 

 

新旧ローターの比較。

 

今度はベンチローターであるニヤリ

 

 

ローターをはめてから、キャリパーをボルト止め。

 

バッキングプレートとの隙間も違和感なしニヤリ

 

 

パッドをセットして、ピストンをかぶせます。

 

 

 

リザーバータンクのキャップを外してガムテープ。(フルードが落ちにくくなります)

 

 

エアー抜きはチューブをつないでブリーダーを緩め、落ちてくるのを気長に待つ。(時間はかかりますが、ペダルは踏まない)

 

だって、ワンオペだもん。

 

フルードが上がってきたらブリーダーを締めてオシマイ。

 

 

ペダルを踏んでスポンジーではないことを確認しつつ、キャリパーがローターをつかんでいるかも確認。

 

 

ホイールを付けて、手回しで引きずりが無いか確認し、ジャッキを下します。

 

敷地内を前後してブレーキの効きを確認したら公道デビューです。

 

作業時間は2時間ちょっと。ピストン探しの3時間は何だったんだろう?

 

で、交換後はどうなったかというと…

 

はっきり言って以前より効かない笑い泣き(もう少し走ってアタリが付けばそれなりに効くようになると思う)

 

ではまた。