ガレージの整理をしていたら…
やたら重い箱からこんなのが出てきた。
そういえば、1トンの車重に12インチのブレーキというアトレーワゴンのブレーキをインチアップしようと最初に仕入れたムーブターボ用の13インチキャリパーです。
アトレーワゴンは欲張ってコペン用の14インチにしたので、結果余ったやつ。
ここまでやってあるのなら、効かないわけではないけど通勤用タントExeの12インチを13インチにしてみよう。
すでに9万5千kmを走っているので、パッドも替え時?かもしれない。
ローターも少しサビていたけど、すぐに見つかった。
しかし、ピストンやシール、ブーツ、ブリーダープラグなどの小物が見つからない
整理整頓をしていたのに、またあっちこっちひっくり返して…
3時間後、モンキーZ50Zの部品が入ったケースに紛れ込んでいたのを発見
なぜ、こんなところに…
無駄な時間をつぶしたけど、見つかって良かった。
ラバーグリスを塗ってシールを組付けて、ブーツはピストンを先に入れると組み付かないので、ピストンにかぶせておいてブーツのリップを溝にはめて、そのままピストンを押し込みます。
準備完了。
シムもパッド1個に2枚も。(もちろん、シムの間にはブレーキグリスを薄く塗っておきます)
ノーマルのシステムは12インチのソリッドディスク。
ローターとバッキングプレートの隙間が悲しい。
ピストンは、めいっぱい押し込んで(ディスクとこじるだけですが)フルードの節約。
パッドはまだ5mmぐらい残ってた。(15万kmぐらい無交換でいけたかも)
めったにお出ましにならないフランジの裏、少しサビがあったのでワイヤーブラシで落としてジンクリッチ塗料でさび止め。
新旧ローターの比較。
今度はベンチローターである
ローターをはめてから、キャリパーをボルト止め。
バッキングプレートとの隙間も違和感なし
パッドをセットして、ピストンをかぶせます。
リザーバータンクのキャップを外してガムテープ。(フルードが落ちにくくなります)
エアー抜きはチューブをつないでブリーダーを緩め、落ちてくるのを気長に待つ。(時間はかかりますが、ペダルは踏まない)
だって、ワンオペだもん。
フルードが上がってきたらブリーダーを締めてオシマイ。
ペダルを踏んでスポンジーではないことを確認しつつ、キャリパーがローターをつかんでいるかも確認。
ホイールを付けて、手回しで引きずりが無いか確認し、ジャッキを下します。
敷地内を前後してブレーキの効きを確認したら公道デビューです。
作業時間は2時間ちょっと。ピストン探しの3時間は何だったんだろう?
で、交換後はどうなったかというと…
はっきり言って以前より効かない(もう少し走ってアタリが付けばそれなりに効くようになると思う)
ではまた。